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目指すはドリトル先生

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


読者の方からご指摘があったが、今回の『メモリークエスト』のカバーは
「ドリトル先生」をイメージしたものである。
私はこのシリーズが大好きで、今でも理想の探検家はドリトル先生だ。
なので、とても嬉しい。
もう一つ言い忘れていたが(いつも言い忘れてばかりです)、
幻冬舎の担当編集であるC君とA君にはすごくお世話になった。
表4(裏カバー)の内容説明もとても魅力的だ。
この本が売れて、ドリトル先生のようなシリーズになったら…なんて夢想をしている。
       ☆        ☆        ☆
7月16日(土)、リブロ渋谷店にて大野更紗『困ってるひと』のサイン会が行われるそうです。
いまや「時の人」になりつつある、生さらさを見る貴重な機会です。
私は残念ながら、そのときにはナイロビにいるとおもいますが…。

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    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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