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マイナー・ミート対談

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

9月15日(土)にジュンク堂池袋店にて、『世界屠畜紀行』の内澤さんとトークセッション
(まあ、公開対談のようなもの)を行うことになった。
世界の風変わりな肉を内澤さんが「マイナー・ミート」と勝手に名づけ、
二人でいろいろ話しあうという予定。
内澤さんとは『魁!クロマティ高校』と篠田節子『弥勒』がすごく好きという、極端にツボが合うところと、全く合わないところ(例えば、内澤さんはモノにすごいこだわりがあるが、私は全然ないとか)があり、会話がどう転ぶのか、さっぱり読めないところが、おもしろく、また怖い。
興味のある方はぜひどうぞ。
詳しくは下をご覧ください。
JUNKU 連続トークセッション
2007年9月15日(土) 19:00~ 内澤旬子 ×高野秀行
肉から覗いた世界
旅をしていて必ず訪れるのは市場、トイレ、屠畜場……。持ち前の旺盛な好奇心 で世界を歩くイラストルポライター、内澤旬子さんと、「誰も行かないところへ行き、 誰もやらないことをやり、誰も知らないものを探す。そして、それをおもしろおかしく書く」 がモットーの辺境冒険作家、高野秀行さん。 各国の辺境の地で、ワニ、カワウソ、サル、ニシキヘビなど、さまざまな「マイナー・ ミート」 を食べてきた高野さんと、世界の屠畜現場を見てきた内澤さんが語り合う、 「肉から覗いた世界」。
会 場 4階喫茶にて。入場料1,000円(ドリンクつき) 定 員 40名 受 付 1階 案内カウンターにて。電話予約承ります。 ジュンク堂書店 池袋本店 TEL.03-5956-6111 FAX.03-5956-6100
http://www.junkudo.co.jp/

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Comment

  1. Onishi より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    ここに書くのが正しいのか分からないのですが。。。。
    以前探検部でお世話になりました、オオニシです。お無沙汰してましたが、こんな大作家になっていたなんて、びっくりです。私はずっと海外にいるのですが(今はシンガポール)、先日たまたま日本に帰国した飛行機で日本の新聞を読んでいたら、高野さんの本の書評がのってるではありませんか!
    びっくりしたけど、高野さんらしい、というか高野さんにぴったり!と辺境作家なんだなあとうれしくなりました。
    ちょっと日本語の本もアクセスが日本ほどないので、失礼ながらまだ高野さんの本も読んでないのですが、今度是非読みます。ファンレターはどこに送ればいいのかしら?
    がんばってくださいね。応援しています!!

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    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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