*

前世マラソン

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

朝から深夜までかかって、横浜、東京都西多摩郡檜原村、新宿区の三ヶ所で
前世を見てもらう。
「未確認思考物隊」の第3回目のテーマが「前世」なのだ。
一日で占い師に見まくってもらう人はもしかしたらいるかもしれないが、
一日で前世をみまくってもらった人はあまりいないだろう。
まるで前世マラソンだ。
直近の前世だけでなく、その前の前世も見てもらったので、
全部で5つの前世が出てきたが、3ヶ所で鑑定はてんでばらばら、
あまりに共通点がないのに驚く。
しかし、自分の前世に5回も思いを馳せねばならず、
すごく疲れた…。

関連記事

no image

映画「ホテル・ルワンダ」を見るべし!

試写会で、映画「ホテル・ルワンダ」を見た。 1994年、ルワンダで三ヶ月で数十万人が虐殺されるという

記事を読む

no image

鳥籠

インド人作家、ヴィカス・スワラップ原作の映画「スラムドッグ・ミリオネア」がいいらしい。 私は原作の

記事を読む

no image

インタビューされる方は楽だ

「イングリッシュ・ジャーナル」誌のインタビューを受ける。 以前、私はこの雑誌で仕事をしていたことがあ

記事を読む

no image

シンプルノットローファー

この前読んだ衿沢世衣子『ちづかマップ』が面白かったので、 ひきつづき同じ著者の『シンプルノットロー

記事を読む

no image

罠、二つ

「Amazon.co.jpで、以前に××の本をチェックされた方に、このご案内をお送りしています」と

記事を読む

no image

淋しい…

ここ数日で、今まで抱えていたものが突然、全部おわってしまった。 NHK「ビルマロード」の編集終了(放

記事を読む

no image

天地明察

冲方丁(うぶかた・とう)『天地明察』(角川書店)を読了。 いやあ、素晴らしい。 新しい日本独自の暦

記事を読む

no image

高島先生の新刊

連合出版より高島俊男先生の新著『お言葉ですが… 別巻2』が届いた。 最近出版社や編集者からいろんな

記事を読む

no image

名画と辺境

半分壊れたパソコンを辛抱して使っていたが、 この度やっと新しいものを買った。 今度は奮発してDVD

記事を読む

no image

ユーフラテスの旅の落とし穴

昨日やっとこワンに飛んだ。 延々とつづく茶色の香料として山岳地帯を見下ろし、 「こんなところで河下り

記事を読む

Comment

  1. NONO より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    で、どんな前世だったんですか?
    ムーの神官?一揆の親玉?唐の宦官?走れメロス?
    ぜひ聞いてみたいです。

  2. Midorin より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (jig browser web; 1.0.4; 813T)
    15年程前に以前の職場で、前世が見えるなどと言っていた某先輩がいて、社内で話題になっていましたが、私を勝手に占い前世は“ミミズ”だったと失礼な事を…ではその前は?と、半ば呆れながら聞くと、“ヤゴ”だった様で、トンボになる前に魚に食われたとの事…。
    その先輩曰く、良い行いをすれば来世は徳を積んだ者に生まれ変われるのだとか…。
    では、私はどんな徳を積んで“ミミズ”から人間になったのか???
    馬鹿らしくなってしまいました。
    しかし、前世は去る事ながら、産まれて直ぐ辺りの記憶は幼少期に聞くと残って居るとの話を子供を持つ家で良く耳にしますが、私も赤い毛糸玉のような柔らかい物に圧迫されて、何とも不快な記憶が、幼少期に残って居たのを記憶しているのですが、これは少々キワモノ的になるので、余り人に言わないようにしていたのですが、何かの飲んだ折に友人(この人間もかなりユニーク)に喋ったところ、「私も有るよ!そう言う記憶」と即答。
    至って真面目な目で語って居るので、どんな記憶か聞いてみたところ、精子だった頃の記憶だとか…?!
    この一言で、上には上が居ると…。試しにどんな記憶だったか聞いてみたところ「暇だった」との返答…。
    確かに…。納得しました(笑)

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年4月
    « 3月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
PAGE TOP ↑