*

8年ぶりにアフリカ大陸

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


 セイシェルの取材を終え、次は旧ユーゴスラビアのセルビアに行くはずが、
急に気が変わって南アフリカに飛んでしまった。
 アフリカ大陸はなんと8年ぶりである。
 ヨハネスブルグは世界で最も治安が悪い国だが、アフリカ最大の都市でもある。
 人もおしゃれ。空港のツーリスト・インフォメーションの職員がこんな髪型をしているのにたまげた。
 そんなことに感心しているうちはまだよかったが、いきなり外国人排斥暴動が起きていることを知る。
 とりあえず、一般の旅行者には関係がなく、私も無事。
 ヨハネスブルグからケープタウンに移動します。

関連記事

no image

船戸与一は不死身

日本冒険小説協会の内藤陳会長が昨年末に亡くなり、その追悼イベント 「内藤陳帰天大宴会」というものが行

記事を読む

no image

怪獣はダメか

ブログに長井さんのことを書いたため、 朝から電話とメールがひっきりなし。 ついには渋谷のNHKに呼び

記事を読む

no image

帰国しました。

やっとモガディシオを脱出し、帰国した。 と言っても、ソマリランドだけど。 でも、プントランドとモガデ

記事を読む

no image

イスラム飲酒紀行・イスタンブール篇

昨日、毎日新聞夕刊の「新・幸福論」というコーナーのためのインタビューを受ける。 といっても、担当記

記事を読む

no image

酒飲みにやさしいイスラム国

 半年間のトルコ遊学から帰国して間もない慶応大学の学生S君にトルコの話を聞いた。  場所は阿佐ヶ谷の

記事を読む

no image

溝畑宏とイビツァ・オシム

木村元彦作品読書週間が続いている。 次に読んだのは『溝畑宏の天国と地獄 大分トリニータの15年』(

記事を読む

no image

僕が、落語を変える

私は自分のことを「文芸人」だと思っている。 文章を芸とする芸人であるという自覚だ。 だから、「芸人

記事を読む

no image

ベトナムの猿人

紆余曲折の結果、ミャンマー行きは取り止めになった。 最近、ほんとについていない。 その代わり同じ時期

記事を読む

no image

ソマリ語翻訳、承ります

ソマリ語と日本語の翻訳・通訳業務を行うことにした。 2年前、私が聞いたところでは、日本に住むソマリ人

記事を読む

no image

小説の書き方本、ベスト3はこれだ!

「本の雑誌」12月号が届いた。 特集は「いま作家はどうなっておるのか!」 ベテラン文芸編集者が匿名

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年4月
    « 3月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
PAGE TOP ↑