伊藤壇選手が所属するペナンは、14日ホームでパブリック・バンクと対戦し、3−1で勝利。
この夜はペルリスが1−2で敗れたほか、パハン対ペラ戦が試合途中で大雨見舞われ、本日再戦となったため、勝ち点21のペナンが暫定的に2位となった。
サバ対ＭＰＰＪ戦は1−1の引き分け。
ペナンは17分、ブラジル人ＭＦバレトパスがオーバーヘットキックによるゴールで先制。2分後、パブリック・バンクはチョー・チーウェンのシューにより同点。先制しながらもすぐ追いつかれる前戦ＭＰＰＪ戦の悪いパターンの空気が漂い始めたが、この日主力選手が戻ってきたペナンはすばやくディフェンスの引き締める方向に修正。ペナンは33分にＦＷメルニコフによる勝ち越しゴールで前半を折り返す。
後半に入り、パブリック・バンクは攻勢に出るがＧＫアズアン・オスマンの安定した守りで凌ぐ。60分にはパブリック・バンクはＦＷグスタフォ・フェンティスが倒され、ＰＫを得るが、ＧＫアズアンが好セーブ。流れを手放さなかったペナンは、72分バレトによるこの夜2点目となるゴールで引き離し、3−1で完勝。伊藤選手も守備陣の安定により、積極的に攻撃参加し、33分、89分に見せ場を作った。
パハン対ペラ戦は72分まで進み2−1でパハンがリードしていたが、本日の再試合は90分フルで行われ、前日のスコアーは無効となる模様。
スーパーリーグは第2ラウンドが終了し、18日（水）にＦＡ杯1回戦第2レグが行われる。
第3ラウンドは21日から。
マレーシア・ライターの見聞録
