昨日は、メンバーでグループの顔であるユスリーの離婚を伝えたが、KRUはサッカー・ワールドカップ(W杯)開催中も話題を提供している。
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音楽業界でも「W杯はイベントができない」というのが定石だが、24日にはKRUのお抱えアーティストによるコンサート『KRUコンサート:ライブ&キッキング』が開催される。出演はKRUほか、アダム(Adam)、イズリーン(Ezlynn)、Billyzulkarnain、Linda & Diana Rafer、PrettyUgryらに加え、地元ロックバンドとしてひとり気を吐いているSpider。
W杯期間中でサッカーのイメージがあるのはご愛嬌だが、Linda & Diana Raferとして妹ディアナ(マウィとの釣堀デートが発覚したお相手です)とデュオを組んでいるリンダが加わり、伝説の美人ユニット、Eliteの復活があることなど目玉のようだ。
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またKRUプロダクションとして初の映画作品『Cicak Man』も公開準備が進んでいる模様。
「Cicak」とは当地ではどこにでもいる爬虫類ヤモリのことで、スーパーヒーローをフィーチャーしたコメディもの。主演のCicak Manは当地版ドリフターズSenarioのサイフル・アペと聞くとかなりはまり役な感じ。監督としてユスリーがメガホンを取る。
KRUプロダクションはいままでもCGを使ったアーティストのビデオクリップで定評がある。作品も40%は特撮になるそうだ。
公開は今年第4四半期とのこと。おそらく10月後半のハリラヤ・プアサ頃になるのかな。
最後になるがKRUとしての新作『10 Di Skala Richter』もリリース間近。
まぁ、ある時期からKRUは音楽的には完全にマレー系ターゲットになっていたが、これだけ地元芸能界に仕掛けられる力量はさすが。KRU王国はますます栄えているといった感じ。
惜しむらくはマレー映画界の女王エラ・ファジーラとのコラボレーションがみられなかったことだろうか。ユスリーには嫁さん主演の映画を監督する計画はあったのか気になるところだ。