先ほど終わったばかりのジュアラ・ラグ賞の結果。
ミシャ・オマールがバラダ部門賞と最優秀ボーカル賞の2賞。2年連続の大賞かとも思われたが、大賞はポップロック部門賞を獲得したロックグループSpiderに。
イラマ・マレーシア&エスニック・クリエーティブ部門賞は、なんと新参のダヤン・ヌルファイザ。大御所ノラニザ・イドリスは、今年も最優秀パフォーマンス賞どまり。
<最優秀パフォーマンス賞>
曲: Hatinya Tak Tahan
歌手: Noraniza Idris
作曲: Noraniza Idris
作詞: Siso
<最優秀ボーカル賞>
曲: Pulangkan
歌手: Misha Omar
作曲: Ajai
作詞: Shuhaimi Baba & Habsah Hassan
<バラダ(バラード)部門賞>
曲: Pulangkan
歌手: Misha Omar
作曲: Ajai
作詞: Shuhaimi Baba & Habsah Hassan
<ポップロック部門賞>
曲: Relaku Pujuk
歌手: Spider
作曲: Tam
作詞: Keon
<イラマ・マレーシア&エスニック・クリエーティブ部門賞>
曲: Erti Hidup
歌手: Dayang Nurfaizah
作曲: Afdlin Shauki & Aji
作詞: Afdlin Shauki
<年間大賞>
曲: Relaku Pujuk
歌手: Spider
作曲: Tam
作詞: Keon
やはりジュアラ・ラグの場合、歌謡祭といった性格も強いのだが今年は大きな盛り上がりもなく、低調といった感じ。やはりシティ・ヌルハリザがいないのは、ショートしても片手落ちだといわれても仕方がない。
ベテランと新人が混在するところが面白いのだが、大御所としてきっちり魅せてくれたのはノラニザ・イドリスのみといった感じ。
ついでに述べると、ノラニザ姉御はシティのイラマ・アルバムの年と重なっていることが多くイラマ・マレーシア&エスニック・クリエーティブ部門賞も取ったことがない。ダヤン・ヌルファイザの楽曲は「これって伝統曲?」という感じですっきりしない結果。
バラダ部門のミシャは順当なようにも見えたが、当日のアレンジが酷かった。ボーカルも彼女の実力から言えば今ひとつ。2年連続大賞とならなかったのは、彼女の成長を期待する意味でよかったのかもしれない。
Spiderの曲は、チャートの強さからみてまぁまぁ納得がいく結果か。ロックバンドの復権につながるかどうか。
作曲家としてもアジャイが2つの部門賞に絡んだ。
やはり順調にそして誰もを納得させる結果を出したのは、彼だけだった感じだ。