一昨日の金曜日は大巡礼（ハジ）の成就を祝う「ハリラヤ・ハジ（犠牲祭）」だった。
週が替わって25日火曜日は、ヒンドゥー教の奇祭「タイプーサム」だ。
タイプーサムは満月に祝われる。これから月が欠けていき、次の新月は中国の旧暦とイスラム教のヒジュラ歴が揃って新年を迎える。
ボクは夜空の月をみてお休みを思い出すというマレーシア的習性が身についているのだ。
それでなんの話かというと、25日（火）にラジオ局REDによる大津波チャリティー・コンサートが開かれる。
出演はダヤン・ヌルファイザ、アヌアー・ゼイン、KRU、エラ、VE、そして出産後久々の登場となるシーラ・マジッド。
チケットは１５リンギットで収益はマレーシア赤新月社（赤十字のイスラム国版）を通じて大津波被害者救済に使われる。
＜詳細＞
RED Cares “Tsunami Charity Concert of Love
Venue: Berjaya Times Square Exhibition Hall
Date: January 25, 2005
Time: 7.45-10.00pm
Ticket Price: RM15
www.red1049.com.my
ちなみに1月25日は、KLが通常通り、セランゴール州が州の休日。
そして翌週2月1日は連邦直轄地記念日でKLが休みで、セランゴール州が通常通り。
なんてたってKLはセランゴール州内にある特別区であり、首都圏で休みがバラバラ現象がおきる。
勤め人は会社や役所の所在地の休みに従うことになるので、職場がKLとセランゴール州に分かれている共働きの夫婦は一緒に休めないという現象も起きるのである。
それにしてもどちらも首都圏なので、仕事が中途半端になってしまう。よくあるのは、セランゴールにある会社でもKLだと称している場合が多くて、タイプーサムで休んでいるオフィスに電話が鳴り響くことが多い。（勤め人だった頃の記憶ですが…）
あと、KLが休みでセランゴールが平日だと銀行が混雑して大変だ。ただ、逆にKLに買い物に行くのは快適になるが…。
結構、中国新年やハリラヤのような大休暇よりも行動に慎重になるのです。
マレーシア・ライターの見聞録
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.0; Mac_PowerPC)
＞よくあるのは、セランゴールにある会社でもKLだと称している場合が多くて、
私の職場がこれです。
KLの北部にある、KEPONGにあります、
マレーシア森林研究所、通称FRIMがそれです。
正門はKLに属しているので住所はKLなのですが
敷地のほとんどはセランゴール州に所属。
というわけで、FRIMはセランゴール州の祝日に従います。
我が社は、国立の研究所の中に日系の会社があるという
珍しいところですが（笑）、FRIMに合わせてセランゴール州の
祝日を休みにしているのです。＜ややこしい！
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; Hotbar 4.5.1.0; .NET CLR 1.0.3705)
そうそう。
そういう場合、やっはり仕事熱心を気取ってしまう日本人職員が貧乏くじ引いて、電話番になるのですね。
あと、中国新年とハリラヤの前日はローカル社員が勝手に半ドンにしてしまって、やはり日本人職員が鳴りもしない電話番になるのですね。
休みの時だけローカル社員どうしによる休日の協定（誰が休んで、誰が出る）が効力を発揮し、いつにない団結力を見せ付けられますね。
AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/125.5.5 (KHTML, like Gecko) Safari/125.12
「勝手に半ドン」ってすごいですね。
非常にアジア的（笑）。
それくらいおおらかでないと、熱帯地方じゃ胃に穴が開いちゃうってことかも。