マレーシア映画で最も注目されているヤスミン・アーマッド(Yasmin Ahamad)監督の新作『ムアラフ−改心(邦題)』(原題:Muallaf)が、10月18日〜26日に開催される第21回東京国際映画祭「アジアの風」部門で上映されることが決定した。
また同部門では、昨年のプサン映画祭で大賞である新潮賞を受賞するなど海外で高い評価を受けているリュウ・センタック(Liew Seng Tat)監督の『ポケットの花(邦題)』(原題:Flower in the Pocket)も上映される。
アジアの風部門上映作品一覧はこちら。
ヤスミン監督の『Muallaf』は、“改宗”ではなく“改心”と訳されたところで物語の本質が伝わりやすくなるかもしれない。日本でどのような評価をされるか楽しみだ。(試写会での記述はこちら)
両作品ともマレーシアの他民族社会を背景にしている。
蛇足ながら政治の混乱で民族間もギクシャクしているマレーシアの現状にも示唆を与えてくれることがあって欲しいと願う。
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おおおおおおおお!!!!ついにMuallafが日本公開されるのですね。どんなにこの時を待ちわびたことか。アサさん、教えてくださって誠にありがとうございます。
今年の9月11日に、コメント欄で「ムアラフの日本公開まだですか?」と質問したばかりなのに、すぐその答えが出るとは幸せな気分です。
それにしても日本語タイトルが「改心」・・・・?ちょっととっつきにくくても、私は「改宗者」の方がいいと思いますぞ。別に懺悔する悪人が登場するわけじゃないしね。
日本でこの映画が高く評価されることを祈ります。そしてこの映画を通してマレーシアへの理解が深まることも・・・。
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わにたさん、『Muallaf』については実はあまりにもタイムリーな書き込みでしたね。
やはり東京国際映画祭としては、ヤスミン監督は最も大事に見守っていきたいアジアの監督でしょうから、『Muallaf』を外すわけはないと思っていました。
ヤスミン監督は、日本人プロデューサーと組んで作品を制作という話も着ているそうで、楽しみです。
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>ヤスミン監督は、日本人プロデューサーと組んで作品を制作という話も着ているそうで、楽しみです。
ヤスミン監督のブログthe storytellerを見ましたが、なんと今度は「勿忘草(わすれなぐさ)」というタイトルで、監督自身のルーツを描いた最新作を計画しているそうですね。
ヤスミン監督のお祖母さんは日本人で、第二次大戦前に母とともにマレーシアへ渡ってきた日本人少女であると、今はなき名雑誌「ポップ・アジア」で読みました。
製作ではあのオノ・ヨーコの甥であるオノ・コースケ氏と組むそうで。
ちなみに英語題名が"Forget-Me-Not"か・・・・。素敵だ・・・・。
主人公のマレー人少女Inom(Sepet, Gubraの主人公オーキッドのママと同じ名前!)は、自身のルーツを学ぶべく日本へ行くそうで、もしかしたら日本ロケもあるのかも。東京でしてくんねぇかな・・・・?
来年の東京国際映画祭で公開されるといいなあ。
ヤスミン監督のブログ(英語のみ)
http://yasminthestoryteller.blogspot.com/
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わにたさん、まめにチェックしていますね。
"Forget-Me-Not"のことは、日本がらみなのでこれから情報がどんどん出てくることでしょう。きっとマレーシアに住んでいるボクらのほうが、新作のことを知らないし、作品も観ることができないという事態もあるでしょうね。
>今はなき名雑誌「ポップ・アジア」で読みました。
うぅ、まだ関係者の中で『Pop Asia』は終わってない…。(と、思います)
で、ヤスミン監督も松岡環さんとのインタビューで祖母が母子だけででマラヤの地に来たことを“ワケアリ”と言っていますけど、自分のルーツにどう向き合うのか興味深いです。