有力英語紙スターが伝えたところによるマレーシア音楽界のトップスター、シティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)の近況。
(写真:1月15日付、スター紙記事)
エスニック・ポップ作として4作目の新作『Lentera Timur』の発表を行ったシティだが、新作は10万枚が目標だが、5万枚売れたらば御の字とのこと。実質日本の1/10程度の規模の市場で、25万枚という数字を記録したことがある彼女、かなり音楽界としても寂しい数字だ。
一般紙の社会面なので音楽の話はこれだけ。
シティは昨年末から激化しているイスラエル軍によるパレスチナ攻撃に心を痛めており、ビジネスマンのダンナ様カリッド氏が設立したチャリティー団体ヌルジワ基金の活動として、月末にパレスチナ人義援コンサートを開くとのことだ。
また、マハティール元首相なども呼びかけてるが、彼女はイスラエルの支援国であるアメリカ製品をボイコットすることで、個人として侵攻に抗議するとのこと。ちなみにマレーシアをはじめとするイスラム諸国はイスラエルとの国交がないので、アメリカに矛先が向いている。
やっぱりシティとなれば取りざたされるのはカリッド氏との夫婦仲。
ありもしない噂や誹謗を流されたならば、法に訴えることも辞さないとしている。ちなみに11日のシティの30歳の誕生日にカリッド氏は、25万リンギット(約630万円)の高級時計を贈ったそうだ。