昨晩行われたマレーシア音楽産業賞(AIM) 16の結果を。
《AIM16受賞者一覧》
<最優秀新人>
☆Meet Uncle Hussain
<男性最優秀ボーカル>
☆アイザット(Aizat)/「Lagu Kita」
<女性最優秀ボーカル>
☆シティ・ヌルハリザ(Dato’ Siti Nurhaliza)/「Di Taman Teman」
<グループ最優秀ボーカル賞>
☆Raihan/「Assubhu Bada」
<最優秀アルバムカバー>
デザイナー名/アルバム/アーティスト
☆Vignes Balasingam /『Remain Unknown』/Estranged
<最優秀編曲アルバム>
エンジニア名/アルバム/アーティスト
☆Reshmonu, Murali, Will Quinell & CL Toh /『Harapan』/レシュモニュ(Reshmonu)
<最優秀ビデオクリップ>
監督名/曲/アーティスト
☆Kerol /「1000 Tahun (Mahu Hidup)」/Butterfingers
<最優秀ポップ・エスニック・アルバム>
アルバム/アーティスト
☆『Lentera Timur』/シティ・ヌルハリザ(Dato’ Siti Nurhaliza)
<最優秀ポップ・エスニック曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Nafas Cahaya」/M.Nasir/Loloq/ミシャ・オマール(Misha Omar)
<最優秀ナシッド・アルバム>
アルバム/アーティスト
☆「Nostalgia Nadamurni」/Rabbani
<最優秀ナシッド曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Bila Nur Melimpah Di Hati」/Asri Ibrahim/Ito Lara/Rabbani
<最優秀ロック・アルバム>
アルバム/アーティスト/プロデューサー
☆『Hujan』/Hujan/Noh Hujan
<最優秀ロック曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Bila Aku Sudah Tiada」/Noh Hujan/Noh Hujan/Hujan
<最優秀ポップ・アルバム>
アルバム/アーティスト
☆『Misha Omar』/ミシャ・オマール(Misha Omar)
<最優秀ポップ曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Cinta Adam Dan Hawa」/Azmeer /Loloq/ミシャ・オマール(Misha Omar)
<最優秀ヒップ・ポップ・アルバム>
アルバム/アーティスト
☆『ok』/マリック(Malique)
<最優秀ヒップ・ポップ曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Mantera Beradu」/Malique, D’Navigator & M.Nasir/Malique & M.Nasir /マリック(Malique) feat M.Nasir
<最優秀英語アルバム>
アルバム/アーティスト
☆.『President』/ジョー・フリッゾウ(Joe Flizzow)
<最優秀英語曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「KL Streets」/Malique & D’Navigator/Malique/マリック(Malique) feat Lah
<最優秀チャイニーズ・アルバム>
アルバム/アーティスト/プロデューサー
☆『Will Be Good』/Will Ng/ Cheng Lee, Will Ng & David Koon
<最優秀チャイニーズ曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Man Jiang Hong」/Alex San/Ah Guan/Man Jiang Hong
<最優秀インディアン・アルバム>
アルバム/アーティスト
☆『Ethirrpaarkiren』/Anbarasan & Anuratha
<最優秀インディアン曲>
曲/作詞/作曲/アーティスト
☆「Ethirrpaarkiren」/Anbarasan/Divya Saraswathy/Anbarasan & Anuratha
<外国人アーティストによる最優秀マレー語曲>
☆「Ayat-Ayat Cinta」/ロッサ(Rossa)
<最優秀編曲楽曲>
編曲/曲/アーティスト
☆Audi Mok/「Pada Cintanya/シティ・ヌルハリザ(Dato’ Siti Nurhaliza)
<最優秀楽曲>
☆「Nafas Cahaya」/M.Nasir/Loloq/ミシャ・オマール(Misha Omar)
<最優秀アルバム>
☆『Lentera Timur』/シティ・ヌルハリザ(Dato’ Siti Nurhaliza)
結果についてのコメントは後日…。
うーん、感想を書くまではないことだけれども、AIMはAIMだという結果でしたね。
シティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)Vs.ミシャ・オマール(Misha Omar)は、4対4だったけれど、ミシャがエスニック・ポップ曲部門でシティに一矢報いたのがニュースだったかな。でも、シティの牙城である過去10回で9度目という最優秀女性ボーカル部門で、ミシャも挑んで欲しかった。
Too Phatの盟友2人対決も終わってみれば、マリック(Malique)とジョー・フリッゾウ(Joe Flizzow)も3対1という結果で、マリックに軍配。二人のアルバムは、収録曲のマレー語と英語の比率で、マリックはマレー語、ジョーは英語部門にノミネートされたようだったが、マリックの英語曲が最優秀英語曲賞を獲得したことも二人の明暗を分けてしまった。
あと、アカデミ・ファンタジア組嫌いのAIMだけど、アイザット(Aizat)は評価した。でも、マウィ(Mawi)への厳しさは、尋常じゃないね。AIMらしいと言えばそれまでだけど…。
AIMもHujanとMeet Uncle Hussainの両バンドを評価。Estrangedを蹴ったところは、個人的には溜飲が下がった。Estrangedは悪くないけど、マレーシアのバンドっていうところが見えてこないからね。しかし、その両バンドが最後に余興のステージで共演したんだけれど、もう少しまともに演奏できないもんだったか。
さらに蛇足するならば、ナシッドのRaihanとRabbaniの扱い。どっちかがナシッド部門が取れなければ、かならず最優秀グループ・ボーカル部門に回すという構図、いつまで続くのか。レコード業界としてなぜこれほどこの2つのナシッド・グループに義理立するのだろう。
紅白と演歌界の関係に似ているのかな。
あとは、インド系、華人系にも門戸が開かれたお陰で、普段目にすることができないアーティストが見られたものよかった。レシュモニュの盟友パンジャビ語ラップのアルビンダーが、
Goldkartzと生共演。
ターバン姿の2人のひげ男、かなりいけていました。