また、ちょっとマレーシア・イスラム党(PAS)がらみの話。
PAS青年部が、9月3日、ゲンティン・ハイランドで行なわれるマイケル・ラーンズ・トゥ・ロックのコンサート開催に異議を申し立てた。まぁ、毎度おなじみのPASの示威運動であるが、今回はセクシー系女性外タレではなく、ラマダン(断食)月のイベントは、イスラム教徒への冒涜であるというクレーム。
外国人アーティストのよる撮影とパフォーマンスに関する申請認可局(Puspal)では、会場として“クローズ”であることを理由に認可したという。現にラマダン期間中でも中華系アーティストのコンサートはOKだったりするのは、対象が華人に限られているので、“クローズ”という解釈なのだろう。
ただ、オープンかクローズかというガイドラインじゃ、こういうことには対処できないのだろうと思う。確かに以前だったらゲンティング・ハイランドは、カジノがあるためにあまりイスラム教徒のマレー系には縁のない場所だったが、今はエンターティメント・シティとしてプロモーションも行なっており、人種を選ばない場所となっている。
PAS青年部では、メンバーを動員してコンサートの開催を阻止することもいとわない、としている。
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クローズドかクローズドでないかという議論がそもそもナンセンスだけど、ラマダン中はみんなタラウィーのお祈りをしているはずだから、モスクの中以外は全部クローズドなんでないの?と思ったり。