9月18−27日に開催されるアジアフォーカス・福岡国際映画祭2009で、7月25日に急逝したヤスミン・アーマッド(Yasmin Ahmad)監督の最後の長編となった『Talentime』(邦題:タレンタイム)が上映される。同作の上映は、21日、24日、27日の3回。同祭が、日本初の公開となる。
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同作は、昨年8月にクランクアップし、検閲で描写が問題になり、公開時期がなかなか決まらないこともなく、今年3月に国内上映された。また国内上映に合せてスポンサー企業による予告編も兼ねたタイアップCMも流れるなど、ヤスミン作品としては珍しく、メジャー作品扱いであったことも特筆すべきことだ。
泣いても笑っても、彼女の長編はこれが最後。
日本のファンは、本当のお別れが始まる。