伊藤壇選手の所属するペナンは、クラナ・ジャヤのPJスタジアムで今晩8時45分から最下位のMPPJ戦。
伊藤選手は、ペルリス戦で6本のシュートを放ち、FA杯1回戦サラワク戦でも先制点を上げており、コンディションのよさを口にしている。
サラワク戦で記録的に2アシストだったロシア人FWメルニコフは、本日の英字紙スターの取材で「誰が点を入れてもかまわない」と述べていることもチームの連携のよさを語っている。サラワク戦では花火(中華系のチャプ・ゴーメイの時期だったからか?)が2回にわたり、メルニコフのシュートを邪魔したと報道されている。どんな情況だったのか詳細はわからないが、今夜は是が非でもゴールを上げたい気持ちが強いだろう。
対するMPPJは、昨季プリミア・リーグ制覇でスーパーリーグに昇格したチーム。03年にはマレーシア杯を制覇し、センセーショナルを巻き起こした新興チーム。
しかし、現在リーグで1分4敗、FA杯1回戦でもトレンガヌに1−2で負けている。
攻撃力は5得点とまずまずなのだが、4敗の全部が1点差負けと競り負けが目立つ。
新聞報道でチームは、アルゼンチン人FWマネステロロが3試合無得点であることも要因として指摘されている。FA杯トレンガヌ戦ではアルゼンチン人MFフランチェエシィをストライカーに据える方策を試したが、まだ機能していない。
伊藤選手にとっては、初のKL首都圏デビュー。折りしも、首都圏はヘイズ(煙霧)による視界不良にぶつかってしまったことが少々気がかり。
「在住日本人の応援を楽しみにしている」と語ってくれた。