マレーシア最高峰のスーパー・リーグ(MSL)は、3月12日から第2ラウンドに入る。
第2ラウンドは、3月19日まで週1回、その後4月26日までオフとなる。この期間には、4月8−20日イスラム諸国会議(OIC)大会があり、代表選手が大会に専念するため。
MSLは4月26日に再開し、5月7日までの火・土曜日に4試合。5月14日が第2ラウンド最終戦。5月18日にはFA杯の1回戦第2レッグが行われ、21日には間髪を置かず第3ラウンドに入る。この期間25日間で7戦と最もシーズンで過密な日程となっている。
伊藤選手の所属するペナンにとって気になるのは、ホームとアウェイの試合数の微妙な違い。
MSLは、8チームで3ラウンド方式で合計21試合であり、対戦相手にとってはホーム1試合アウェイ2試合というケースが出てくる。
ペナンの場合、第2ラウンド以降上位のペルリスとパハン、そして移動距離が一番遠いサバとの試合が2回の対戦がアウェイとなる。今後上位争いの重要な対戦相手となるペルリスとパハンがアウェイというのは不利な材料だ。
しかし、同じくサポーターが熱いペラとの2戦はホームで迎えられる。また、マラッカ・テレコム、MPPJ、パブリック・バンクとの対戦もホーム。ポイントは、これらのチームとの対戦でどれだけ勝ち星を上げられるか。
ペナンは、MSLで首都圏の試合はないことになり、KL在住日本人には残念な日程だ。 今後の首都圏での試合は、9月25日までのFA杯と7月15日から10月1日まで開催されるマレーシア杯での組み合わせで実現するの可能性がある。
<第2ラウンド、ペナンの試合日程>
3月12日(土) サバ−ペナン
19日(土) ペナン−マラッカ・テレコム
4月26日(火) パハン−ペナン
30日(土) ペナン−ペラ
5月3日(火) ペルリス−ペナン
7日(土) ペナン−MPPJ
14日(土) ペナン−パブリック・バンク
<FA杯>
5月18日(水) サラワク−ペナン
(左側がホーム、試合はすべて午後8時45分キックオフ)