2010,09,02 Thursday
関谷元子女史、『PopなAsiaの過ごし方』開催!
日本におけるアジア芸能紹介の先駆者、関谷元子女史による恒例イベント『PopなAsiaの過ごし方』が、11日開催される。
関谷女史は、95年に初のアジア芸能専門誌『Pop Asia』を創刊。ラジオ番組などアジア芸能紹介の分野で活躍してきた。
『PopなAsiaの過ごし方』は、旬の情報が聞くことができるトークイベントとして、コアなファンに人気。第4回となる今回のテーマは、<すごすぎるアーロン・クォックのコンサートと中国音楽情報>。
以下、イベント詳細です。
《関谷元子のPOPなASIAの過ごし方》
「オーガニックごはんを食べながら、アジアの話を聞きませんか?」
第4回<すごすぎるアーロン・クォックのコンサートと中国音楽情報>
アジアエンタメをお伝え続けて25年、音楽評論家の関谷元子がお送りする、トークイベントのお知らせです!
今回は、香港のダンス天王こと、アーロン・クォック。彼のライヴは命がけ。そのライヴのすごさをお話します。とともに、7月に行った中国でゲットした最新情報。と、台湾のソーダグリーンが登場した瀋陽でのイベントの模様をお伝えします。映像もいろいろお見せしますので、どうぞいらしてください!!おいしいご飯も、いつもどおりです。
★日時:2010年9月11日(土) 17時より
★ お話:関谷元子
★料金:3000円(オーガニック・バイキング料理付)
★会場:美味一服 めぐり
関谷女史は、95年に初のアジア芸能専門誌『Pop Asia』を創刊。ラジオ番組などアジア芸能紹介の分野で活躍してきた。
『PopなAsiaの過ごし方』は、旬の情報が聞くことができるトークイベントとして、コアなファンに人気。第4回となる今回のテーマは、<すごすぎるアーロン・クォックのコンサートと中国音楽情報>。
以下、イベント詳細です。
《関谷元子のPOPなASIAの過ごし方》
「オーガニックごはんを食べながら、アジアの話を聞きませんか?」
第4回<すごすぎるアーロン・クォックのコンサートと中国音楽情報>
アジアエンタメをお伝え続けて25年、音楽評論家の関谷元子がお送りする、トークイベントのお知らせです!
今回は、香港のダンス天王こと、アーロン・クォック。彼のライヴは命がけ。そのライヴのすごさをお話します。とともに、7月に行った中国でゲットした最新情報。と、台湾のソーダグリーンが登場した瀋陽でのイベントの模様をお伝えします。映像もいろいろお見せしますので、どうぞいらしてください!!おいしいご飯も、いつもどおりです。
★日時:2010年9月11日(土) 17時より
★ お話:関谷元子
★料金:3000円(オーガニック・バイキング料理付)
★会場:美味一服 めぐり
| - | 07:23 AM | comments (0) | trackback (x) |
2010,09,02 Thursday
お騒がせラッパーNamewee、再び騒動に
07年『Negarakuku』(オレのネガラク)をYouTube上に発表し、当地の警察や公務員、教育システムを批判するラップで物議を醸した“Namewee”こと黄明志(Wee Meng Chee、27歳)氏が、再び批判の矢面に立っている。
黄氏は、先月12日、ジョホール州の小学校校長が、全校集会で非マレー系を「乗客」と称した差別発言事件を批判する動画をYouTubeに投稿。後に削除したものの、政治家から問題視する発言が相次いでいる。
まず、黄氏を批判したのが、マレーシア華人協会(MCA)のチュア・ソイレック総裁。チュア氏は、差別発言件に対し、最初に声を上げたひとりであったが、黄氏の表現を「下品な言葉使い」と評し、「自身の才能を見せびらかしたいだけ」と切り捨てた。黄氏は、批判の対象が同じであるもMCAから理解してもらえないことに対し、失望の意をコメントしていた。

(『15・マレーシア』の「Meter」でカイリー・ジャマルディンと黄氏の共演シーン)
また、政権与党最大の統一マレー人国民組織(UMNO)のカイリー・ジャマルディン青年部長
も黄氏を批判するひとりとなった。黄氏とカイリー氏は、昨年公開された気鋭の映像作家によるマレーシアの現代を切り取るプロジェクト『15・マレーシア』に出展された「Meter」(こちら)で共演した仲。(ブログ内記述)二人とも世界は違うものの、異端者同士という印象があったが、今回の件に関してカイリー氏は、別の話と突き放しているようだ。
黄氏は、台湾留学中に『Negarakuku』を発表。08年に帰国。
昨年は、『15・マレーシア』の「Poton Saga」(こちら)など作品に出演し、毒気が抜けた印象を与えていた。
ボクは、残念ながら黄氏の動画をみていないので、なんとも言いようがないのだが、黄氏が同じくYouTubeに投稿した「FUCK TNB MALAYSIA」(こちら)を見る限り、このまま工夫のない表現を続けていてもマレーシア社会に受け入れられないだけでなく、政治家にスケープゴートにされるだけ、だと感じた。
このまま馬鹿を貫いて、自分を笑うユーモアの“お馬鹿”の域に昇華するか、もう少し頭を使った表現を目指したらいいのではないかと思うのだが…。
ちなみに今回の騒動で、黄氏は積極的に警察の聞き取りに協力している。
本人曰く、「オレにかかわっているより、本質的な差別問題に時間を割くべき」とのこと。
まだまだ、異端者の居場所は狭いようだ。
黄氏は、先月12日、ジョホール州の小学校校長が、全校集会で非マレー系を「乗客」と称した差別発言事件を批判する動画をYouTubeに投稿。後に削除したものの、政治家から問題視する発言が相次いでいる。
まず、黄氏を批判したのが、マレーシア華人協会(MCA)のチュア・ソイレック総裁。チュア氏は、差別発言件に対し、最初に声を上げたひとりであったが、黄氏の表現を「下品な言葉使い」と評し、「自身の才能を見せびらかしたいだけ」と切り捨てた。黄氏は、批判の対象が同じであるもMCAから理解してもらえないことに対し、失望の意をコメントしていた。

(『15・マレーシア』の「Meter」でカイリー・ジャマルディンと黄氏の共演シーン)
また、政権与党最大の統一マレー人国民組織(UMNO)のカイリー・ジャマルディン青年部長
も黄氏を批判するひとりとなった。黄氏とカイリー氏は、昨年公開された気鋭の映像作家によるマレーシアの現代を切り取るプロジェクト『15・マレーシア』に出展された「Meter」(こちら)で共演した仲。(ブログ内記述)二人とも世界は違うものの、異端者同士という印象があったが、今回の件に関してカイリー氏は、別の話と突き放しているようだ。
黄氏は、台湾留学中に『Negarakuku』を発表。08年に帰国。
昨年は、『15・マレーシア』の「Poton Saga」(こちら)など作品に出演し、毒気が抜けた印象を与えていた。
ボクは、残念ながら黄氏の動画をみていないので、なんとも言いようがないのだが、黄氏が同じくYouTubeに投稿した「FUCK TNB MALAYSIA」(こちら)を見る限り、このまま工夫のない表現を続けていてもマレーシア社会に受け入れられないだけでなく、政治家にスケープゴートにされるだけ、だと感じた。
このまま馬鹿を貫いて、自分を笑うユーモアの“お馬鹿”の域に昇華するか、もう少し頭を使った表現を目指したらいいのではないかと思うのだが…。
ちなみに今回の騒動で、黄氏は積極的に警察の聞き取りに協力している。
本人曰く、「オレにかかわっているより、本質的な差別問題に時間を割くべき」とのこと。
まだまだ、異端者の居場所は狭いようだ。
2010,08,31 Tuesday
祝!53回独立記念日
今日8月31日は、マレーシアの独立記念日。
ただ、ラマダン(断食)月中ということもあって、恒例のパレードは、屋内スタジアムでのイベントに変更され、祝賀ムードもおとなしめといった印象だ。
毎度のパターンで申し訳ないのだが、2010年版の独立記念祝賀CMの紹介だ。

(いつものことで申し訳ないですが、画像はリンクになっておりません。動画はこちら)
やはり、祝賀CMといえば、国営石油企業ペトロナス。
そしてペトロナスといえば、CMディレクターでもあった故ヤスミン・アーマッド(Yasmin Ahmad)監督の名作も数々を思いだすが、今年のバージョンは、ハフィズ・イブラヒム氏が監督、そして彼女の夫であるタン・イュウリョン氏がクリエィティブ・プロデューサーをつとめた作品。
自動車のデザイン・コンテストに臨む工業高専の生徒達のストーリー。ヤスミン・ファンには、遺作『Talentime』で主演したことでおなじみのナスワップ君が、主役の生徒の一人を演じている。
正直なところヤスミンCMの叙情性とそこからあふれるメッセージには、及ばないものの、マレー、華人、インド系が登場するというお約束事でドラマが進み、異民族間の友情や国民としての結束なんかを訴えるところが落としどころとしている他社のCMとは一線を画している。
まぁ、“多民族友情バンザイ”といったこの手の王道のテレコム・マレーシアの祝賀CM(こちら)もYouTubeで観ることができるので、どうぞ。
こうしてみてみると祝賀CMでも「はじめに多民族国家マレーシアありき」ではなく、個人のドラマを通して、多民族国家マレーシアを描き出したヤスミン監督の偉大さを改めて感じる次第である。
ただ、ラマダン(断食)月中ということもあって、恒例のパレードは、屋内スタジアムでのイベントに変更され、祝賀ムードもおとなしめといった印象だ。
毎度のパターンで申し訳ないのだが、2010年版の独立記念祝賀CMの紹介だ。

(いつものことで申し訳ないですが、画像はリンクになっておりません。動画はこちら)
やはり、祝賀CMといえば、国営石油企業ペトロナス。
そしてペトロナスといえば、CMディレクターでもあった故ヤスミン・アーマッド(Yasmin Ahmad)監督の名作も数々を思いだすが、今年のバージョンは、ハフィズ・イブラヒム氏が監督、そして彼女の夫であるタン・イュウリョン氏がクリエィティブ・プロデューサーをつとめた作品。
自動車のデザイン・コンテストに臨む工業高専の生徒達のストーリー。ヤスミン・ファンには、遺作『Talentime』で主演したことでおなじみのナスワップ君が、主役の生徒の一人を演じている。
正直なところヤスミンCMの叙情性とそこからあふれるメッセージには、及ばないものの、マレー、華人、インド系が登場するというお約束事でドラマが進み、異民族間の友情や国民としての結束なんかを訴えるところが落としどころとしている他社のCMとは一線を画している。
まぁ、“多民族友情バンザイ”といったこの手の王道のテレコム・マレーシアの祝賀CM(こちら)もYouTubeで観ることができるので、どうぞ。
こうしてみてみると祝賀CMでも「はじめに多民族国家マレーシアありき」ではなく、個人のドラマを通して、多民族国家マレーシアを描き出したヤスミン監督の偉大さを改めて感じる次第である。
2010,08,01 Sunday
ニューヨークの社交界で豪遊する謎のマレーシア人の正体は!?
ここ数日地元メディアを騒がせている話題は、「ニューヨークの社交界で豪遊する謎のマレーシア人実業家」という切り口の“Jho”なる人物。有力英字紙スターが、7月29・30日の紙面で複数ページを割き、独占インタビューを掲載している。

“Jho”なる人物の本名は、ロウ・タックジョー氏(Low Taek Jho、28歳)。
20歳でビリオン(10億ドル)の財産を築き、パリス・ヒルトンやリンジー・ローハンなどのセレブと一晩に100万ドルもの大金を使って豪遊している謎の人物という触れ込み。
パリスとデートしたとか、ベガスのシーザス・パレスを貸しきって誕生パーティーを開いたとか、話に尾ひれどころか、背びれや、胸びれまでついている始末。(記事の一例)
何を好き好んで、マレーシアで貧乏ライターをやっているのかというボクを大いに空しくさせてくれる話のオンパレードだが、今回インタビューに応じたのは、ビジネスマンとしての自身の実像を正しく伝えたい意図からのようだ。
興味意がある人は、スター紙の記事(7月29日付、30日付)を読んでいただきたいのであるが、かなりかいつまんで紹介していこう。
ペナン出身のロウ氏は、当地の中等学校(17歳まで通う中学と一部の高校の課程を併せた学校)を卒業後、ロンドンのハロウ・スクールで学ぶ。その後、米国ペンシルバニア大学ワートン・ビジネス校に進学。在学中の20歳で、9人の友人たちと投資会社ウィントン・グループを設立。現在の会社の資産価値は、10億ドルという。
ロウ氏が会社を設立したときにエンジニア会社を運営する父親のダト・ラリーロウ氏をはじめとする家族から2500万ドルの資金を受け取ったというから、ロウ氏もお金持ちの子息であるようだが、ロンドンやペンシルバニアで知り合った共同経営者の学友たちは、さらに金満家で中東の王家や有力者の子息達とのこと。
また、豪遊など派手な部分の話は、ロウ氏が中東の共同経営者や投資家のためにパーティーの予約などを担当していたので、自分の名前が前に出てしまっていると答えている。要するに言葉が悪いが“パシリ”であったようだ。
ロウ氏は、ジョホール・バルに建設中の経済特区「イスカンダール・マレーシア」プロジェクトでもアブダビやクェートの投資の橋渡しをしたことやトレンガヌ州の外資の誘致のために同州の統治者であり、国王であるスルタン・ミザン殿下からの相談を受けていることなども明らかにしている。
インタビューを読んでいると、中東マネーが世界を席巻している現状で、堪能な英語を武器にした国際通用力の高いマレーシア人の強みをいかんなく発揮し、ビジネス・チャンスをものにしている姿が見てとれる。また、マレーシアに生まれたことで、イスラム教徒との付き合いのノウハウがあることも強みだろう。
蛇足なのだけれども、ロウ氏はパーティーで築いたハリウッド界とのコネでマレーシアに映画の撮影を誘致しよう尽力している。どうも親友といえるほどのハリウッド人は、パリスやリンジーといったあんまりビジネスの役に立つことがありそうもない人ではなくて、俳優のジェイミー・フォックスやレオナルド・ディカプリオ、シンガーのウシャといった人物とのこと。
ちゃんと趣味や自身の売名のためでなく、映画を招致することでマレーシアを有名にし、さらなる投資を集めるため。ウシャとは、将来のエンタメ・ビジネスを担う人材を育成のファンド設立を計画している。
遊んだおカネもちゃんと無駄にしていないんだなぁ、ということ。
読んだ後には、遊び人から、堅実なビジネスマンへと180°評価が一転。ロウ氏の策略にすっかりはまってしまった次第だ。

“Jho”なる人物の本名は、ロウ・タックジョー氏(Low Taek Jho、28歳)。
20歳でビリオン(10億ドル)の財産を築き、パリス・ヒルトンやリンジー・ローハンなどのセレブと一晩に100万ドルもの大金を使って豪遊している謎の人物という触れ込み。
パリスとデートしたとか、ベガスのシーザス・パレスを貸しきって誕生パーティーを開いたとか、話に尾ひれどころか、背びれや、胸びれまでついている始末。(記事の一例)
何を好き好んで、マレーシアで貧乏ライターをやっているのかというボクを大いに空しくさせてくれる話のオンパレードだが、今回インタビューに応じたのは、ビジネスマンとしての自身の実像を正しく伝えたい意図からのようだ。
興味意がある人は、スター紙の記事(7月29日付、30日付)を読んでいただきたいのであるが、かなりかいつまんで紹介していこう。
ペナン出身のロウ氏は、当地の中等学校(17歳まで通う中学と一部の高校の課程を併せた学校)を卒業後、ロンドンのハロウ・スクールで学ぶ。その後、米国ペンシルバニア大学ワートン・ビジネス校に進学。在学中の20歳で、9人の友人たちと投資会社ウィントン・グループを設立。現在の会社の資産価値は、10億ドルという。
ロウ氏が会社を設立したときにエンジニア会社を運営する父親のダト・ラリーロウ氏をはじめとする家族から2500万ドルの資金を受け取ったというから、ロウ氏もお金持ちの子息であるようだが、ロンドンやペンシルバニアで知り合った共同経営者の学友たちは、さらに金満家で中東の王家や有力者の子息達とのこと。
また、豪遊など派手な部分の話は、ロウ氏が中東の共同経営者や投資家のためにパーティーの予約などを担当していたので、自分の名前が前に出てしまっていると答えている。要するに言葉が悪いが“パシリ”であったようだ。
ロウ氏は、ジョホール・バルに建設中の経済特区「イスカンダール・マレーシア」プロジェクトでもアブダビやクェートの投資の橋渡しをしたことやトレンガヌ州の外資の誘致のために同州の統治者であり、国王であるスルタン・ミザン殿下からの相談を受けていることなども明らかにしている。
インタビューを読んでいると、中東マネーが世界を席巻している現状で、堪能な英語を武器にした国際通用力の高いマレーシア人の強みをいかんなく発揮し、ビジネス・チャンスをものにしている姿が見てとれる。また、マレーシアに生まれたことで、イスラム教徒との付き合いのノウハウがあることも強みだろう。
蛇足なのだけれども、ロウ氏はパーティーで築いたハリウッド界とのコネでマレーシアに映画の撮影を誘致しよう尽力している。どうも親友といえるほどのハリウッド人は、パリスやリンジーといったあんまりビジネスの役に立つことがありそうもない人ではなくて、俳優のジェイミー・フォックスやレオナルド・ディカプリオ、シンガーのウシャといった人物とのこと。
ちゃんと趣味や自身の売名のためでなく、映画を招致することでマレーシアを有名にし、さらなる投資を集めるため。ウシャとは、将来のエンタメ・ビジネスを担う人材を育成のファンド設立を計画している。
遊んだおカネもちゃんと無駄にしていないんだなぁ、ということ。
読んだ後には、遊び人から、堅実なビジネスマンへと180°評価が一転。ロウ氏の策略にすっかりはまってしまった次第だ。
2010,07,23 Friday
映画界に小波?、映画振興公社人事に異議
好調な地元映画界であるが、ちょっとした小波が起こっている。

7月20日、マレーシア映画協会が記者会見を開き、映画振興公社(FINAS)の顧問の地位に業界大手のプロダクション会社メトロウェルスのプロデューサーのデービッド・ティオ(David Teo、写真)氏と監督のアーマッド・イダム(Ahmad Idahm)氏があることを批判する声明を出した。
同協会では、両氏がライバル・プロダクションの情報に接することができる地位であることから、「不適当な人事である」とFINASの管轄省である情報・コミュニケーション・文化省に意見書を提出している。(英字紙スターの記事)
今回の騒動は、多分に業界の対立があるようだ。
ティオ氏とアーマッド・イダム監督は、商業映画のヒットメーカーとして勢いを増してきている。両者のコンビで制作された『Adnan Sempit』(2010)は、当地の興行成績史上最高となるRM770万という数字をたたき出している。また、同じく両者の手による『Jangan Pandang Belakang Congkak』(RM609万)で歴代興行成績5位、『Jangan Pandang Belakang』(RM578万)で6位につけている。
対する協会は、当地の全地上波民間テレビ局を運営するメディア・プリマ社傘下の最大大手プロダクション、グランド・ブリリアンス・フィルムのアーマッド・プアド・オナ(Ahmad Puad Onah)氏が会長、シュハイミ・ババ(Shuhaimi Baba)監督が副会長、KRUモーション・ピクチャーズのノーマン(Norman)氏が書記を務めている。
アーマッド・プアド氏は、グランド・ブリリアンス・フィルム作品はもとより、他のプロダクション会社作品にもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している重要人物である。
こうして眺めてみれば、映画界のフィクサー、アーマッド・プアド氏対新興勢力のティオ氏というところなのだが、映画のように絵になる対立構図ではない。
というのもティオ氏は、21日英字紙スターでのインタビューで、「彼ら(協会)は、私の成功に嫉妬している」と答えている。確かにティオ氏が率いるメトロウェルスの作品は、それ以上でもそれ以下でもない娯楽作品。お金儲けてナンボの映画、と揶揄されている。
翻って、グランド・ブリリアンスの作品はどうか、と問われても、一般の人には悲しいほど大差ない娯楽路線である。
みんな貧乏だったころは、助け合って仲も良かったのに、ちょっとお金が入ってくると、とたんに仲たがいする。
今回の騒動は、残念だがそんな匂いしかしない。

7月20日、マレーシア映画協会が記者会見を開き、映画振興公社(FINAS)の顧問の地位に業界大手のプロダクション会社メトロウェルスのプロデューサーのデービッド・ティオ(David Teo、写真)氏と監督のアーマッド・イダム(Ahmad Idahm)氏があることを批判する声明を出した。
同協会では、両氏がライバル・プロダクションの情報に接することができる地位であることから、「不適当な人事である」とFINASの管轄省である情報・コミュニケーション・文化省に意見書を提出している。(英字紙スターの記事)
今回の騒動は、多分に業界の対立があるようだ。
ティオ氏とアーマッド・イダム監督は、商業映画のヒットメーカーとして勢いを増してきている。両者のコンビで制作された『Adnan Sempit』(2010)は、当地の興行成績史上最高となるRM770万という数字をたたき出している。また、同じく両者の手による『Jangan Pandang Belakang Congkak』(RM609万)で歴代興行成績5位、『Jangan Pandang Belakang』(RM578万)で6位につけている。
対する協会は、当地の全地上波民間テレビ局を運営するメディア・プリマ社傘下の最大大手プロダクション、グランド・ブリリアンス・フィルムのアーマッド・プアド・オナ(Ahmad Puad Onah)氏が会長、シュハイミ・ババ(Shuhaimi Baba)監督が副会長、KRUモーション・ピクチャーズのノーマン(Norman)氏が書記を務めている。
アーマッド・プアド氏は、グランド・ブリリアンス・フィルム作品はもとより、他のプロダクション会社作品にもエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している重要人物である。
こうして眺めてみれば、映画界のフィクサー、アーマッド・プアド氏対新興勢力のティオ氏というところなのだが、映画のように絵になる対立構図ではない。
というのもティオ氏は、21日英字紙スターでのインタビューで、「彼ら(協会)は、私の成功に嫉妬している」と答えている。確かにティオ氏が率いるメトロウェルスの作品は、それ以上でもそれ以下でもない娯楽作品。お金儲けてナンボの映画、と揶揄されている。
翻って、グランド・ブリリアンスの作品はどうか、と問われても、一般の人には悲しいほど大差ない娯楽路線である。
みんな貧乏だったころは、助け合って仲も良かったのに、ちょっとお金が入ってくると、とたんに仲たがいする。
今回の騒動は、残念だがそんな匂いしかしない。