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取材・原稿依頼、マレーシアでの取材コーディネート、その他、アサ・ネギシにご意見、ご連絡のあるかたはコチラからお気軽にどうぞ。
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ビンタン・ポピュラー賞(ABPBH11)、アーロン・アジズが大賞
 ちょっと時間が経ってしまったが、先週末8日に行われたビンタン・ポピュラー賞(ABPBH11)の結果を。

 同賞は、マレー語日刊紙ブリタ・ハリアン主催の芸能人人気投票。
 大賞は、昨年興行収益記録を更新した『KL Gangstar』などに主演したアーロン・アジズ(Aaron Aziz)が獲得。今年も好調な映画界がマレー語芸能の先導役であることを印象付けた。

 また、新人アーティストの部門でも男女ともに俳優が受賞し、音楽界の芸能におけるプレゼンスが低下している傾向が進んでいる。

 コメディアン部門では、衛星放送局ASTRO系お笑いオーディション番組『ラジャ・ラワッ』出身のジョハンJohan Raja Lawak)が受賞。昨年のジザン(Zizan)に続き、同番組の影響と人気が伺える結果となった。

《APB11各部門受賞者》
☆最人気賞 アーロン・アジズ(Aaron Aziz)
☆最人気映画男優 アーロン・アジズ(Aaron Aziz)
☆最人気映画女優 マヤ・カリン(Maya Karin)
☆最人気男性歌手 ハフィズ(Hafiz) 
☆最人気女性歌手 ユナ(Yuna)
☆最人気グループ/デュオ ジャクリーン・ビクター、ニン・バイズーラ&シーラ・アムザ(Jaclyn Victor/Ning Baizura/Shila Amzah)
☆最人気テレビ男優 フィズ・ファイルズ(Fizz Fairuz)
☆最人気テレビ女優 ファシャ・サンダ(Fasha Sandha)
☆最人気男性コメディアン ジョハン(Johan Raja Lawak)
☆最人気女性コメディアン デディ・アリアス(Didie Alias)
☆新人男性アーティスト ジョハン・アリフ・アスアリ(Johan Ariff As’ari)
☆新人女性アーティスト タシャ・シーラ(Tasha Shilla)
☆最人気テレビ男性司会者 ジザン(Zizan)
☆最人気テレビ女性司会者 ファラ・ファウザナ(Fara Fauzana)
☆最人気男性ラジオDJ ファイザル・イスマイル(Faizal Ismail)
☆最人気女性ラジオDJ ファラ・ファウザナ(Fara Fauzana)
☆特別功労賞 シティ・ヌルハリザ(Datuk Siti Nurhaliza) 
   シーラ・マジッド(Datuk Sheila Majid)


| 魅惑のマレーポップス動向 | 12:52 AM | comments (1) | trackback (x) |
ハリマオ・ムダの顔、ファッション誌にも
 あと数時間で始まるロンドン五輪男子サッカー・アジア地区第3次五輪予選のマレーシア−日本戦。

 チームの顔である守護神GKカイルル・ファーミー・チ・マット(Khairul Fahmi Che Mat)は、ファッション誌にも登場する“時の人”である。

(GLAM Lelaki誌の表紙)

 マレーシアでは、こんな形でサッカー選手が取り上げられることは記憶にないので、代表への注目度の高さもわかるもの。

 チームは試合を前に「国のプライドをかけて戦う」とのコメントを出しているが、五輪出場の夢が途絶え、メディアもファンもトーンダウンしているのは確か。カイルル・ファーミーは、フル代表でも守護神で文字通り、“東南アジア一のGK”と断じてもよいが、今年から外国人選手の登録が復活したリーグ戦(彼の場合は、ハリマオ・ムダではなく、ケランタン所属)では、外国人選手の高さへの適応に苦しんでいる様子だった。ディフェンスとの連携もあるが、最近の試合セランゴール戦でも2失点と力を出し切れていないのが気になった。

 大量得点での勝ちを背負った日本代表に東南アジア随一の守護神がどう立ち向かうか。
 なかなか楽しみだ。

| 伊藤壇とマレーシア・サッカー・ウォッチング | 03:57 PM | comments (1) | trackback (x) |
最新号『サピオ』誌に船戸与一氏のマレー侵攻作戦ルポ連載
 小学館のニュース誌『サピオ』最新号(2月22日号)に作家・船戸与一によるマレーシア取材の原稿『ふたりのマレーの虎』が掲載される。

 

 船戸氏は、昨年12月に9日間にわたり、マレー半島を縦断する取材旅行をし、1941年12月から始まった日本軍マレー侵攻作戦に関する史跡や資料などをみて回った。移動は、空路は最小限に留め、東海岸のコタバル、クアラ・トレンガヌ、クアンタン、西海岸のジトラ、アロー・スター、ペナン、クルアン、ジョホールバルなどを陸路で移動し、その距離は2000kmにもなった。

 世界をあまねく巡った冒険作家でもある船戸氏は、メモの写真も取らず、地形と気候、そして土地ががかもし出す匂いや風、光といったものを五感で感じることを目的としていたようだ。

 楽屋落ちで申し訳ないが、縁あって取材旅行に同行したのはボク。
 取材の目的は、現在執筆中の『満州国演義』のマレー戦線のためだが、サピオ誌での原稿は、その素描ともなるルポといった趣に仕上がっており、ジャーナリストでもある氏の矜持を感じる。

 船戸ワールドのファンであるボクは、ルポでも独特の言い回しと文体に血が沸きあがることを抑えることができない。暗いイメージしかない太平洋戦争を見直す機会こなる出色の稿だ。

 日本で最近すっかり少なくなったマレーシアに関する記述が少なくなっているので、マレーシアに関係する人はぜひ手にとって読んでほしいところだ。

| マレーシアなお話 | 02:49 AM | comments (0) | trackback (x) |
ロンドン五輪アジア地区第3次五輪予選、マレーシア代表の状況
 最近、日本のメディアで「マレーシア」の活字が躍るのは、1週間後に控えたロンドン五輪男子サッカー・アジア地区第3次五輪予選のマレーシア−日本戦を扱ったスポーツ欄だ。

 まぁ、通なサッカー・ファンがアジアの片隅の国の取りとめのない話を扱っている本欄(ブログ)を観ているとも思えないけれど、日本の対戦相手であるマレーシアU-23代表、ハリマオ・ムダの状況について。

 日本代表はシリア線に破れ、「黄信号」的なトーンの記事が目立つ。主力組の故障離脱と欧州組の召集が進まないことなどが要因。マレーシア戦で勝つことだけでなく、どれだけ多く得点するかが課題となっている。

 こういう状況でいくばくかマレーシア代表を知っているボクとしては、「そんなに簡単じゃないぞ!」と言いたいところなのだが、日本も楽観できる要因も多い。

 5日に行われたアウェイでのバーレーン戦でハリマオ・ムダは、0-1とリードされて迎えた後半76分にアーマド・シャキール(Ahmad Shakir)による同点ゴール。このゴールを演出したのは、スロバキア・リーグFC ViOn Zlaté Moravce への期限付き移籍しているMFワン・ザック・ハイカル(Wan Zack Haikal Wan Noor)だった。

 アウェイでの貴重な1ゴールを手にしたマレーシア、あと15分守りきれば、貴重な勝ち点1を獲得できるはずだった。しかし、再びホームでのバーレーン戦の悪夢が繰り返される。終了間際の88分、正面からの逆転ゴールで、再び悲願の五輪出場は長い眠り夢の続きとなってしまった。

 また、さらに悪いことにチームで最高の動きを見せていたワン・ザック・ハイカルが、ロスタイムに主審に抗議したことでレッドカード。日本戦にのメンバーに名を連ねることはできなくなった。

 こういう状況になったハリマオ・ムダの焦点は、9日に開幕したシンガポール・リーグ(Sリーグ)に移っている。ハリマオ・ムダは、今季からアルビレックス新潟やブルネイDPMM(このチームは、アジアサッカー渡世人、伊藤壇選手がレンタル移籍で所属していた)が加入しているシンガポール・リーグで常設チームとして参入している。ちなみにシンガポールのU-23チーム、ヤング・ライオンズもマレーシア・リーグに参戦している。

 また、代表チームの強化の優先順位でも6月から始まる13年開催のU-22アジア選手権予選に移りつつある。この大会に向けたチームも当然ハリマオ・ムダが母体であり、監督もそのままオン・キムスィ(Ong Kim Swee)が就くことになり、日本戦は若手のテストの場になるだろう。

 そういった事情で日本戦は、マレーシアにとって結果的に「負けてもいい理由」が揃った試合である。日本にとって不安材料は、このところ午後6時ぐらいから降り始める集中雨といったところだろうか。会場となるブキット・ジャリルにあるナショナル・スタジアムは、リーグ戦でも使用されており、以前よりも整備はされているようだ。

 日本とマレーシアの総合力の差は、歴然としているのでマレーシアびいきのボクとしては、ちょっとでも日本代表を苦しめてほしいところだけれど。注目は、バーレーン戦から10番をつけている17歳のMFモハマド・ナズミ(Muhamad Nazmi Faiz Mansor)。このところ急成長している選手であり、なんとなく“マレーシアのカカ”と呼びたくなる存在。

 気になる人は、彼のページをみてください。
 

| 伊藤壇とマレーシア・サッカー・ウォッチング | 01:42 AM | comments (0) | trackback (x) |
ジュアラ・ラグ賞26、ハフィズが大賞
 
 ちょっと月をまたいでしまったが、29日に行われたマレー歌謡界最大のイベント、ジュアラ・ラグ賞(Anugerah Juara Lagu)26の結果を。

 今年は、アカデミ・ファンタジア(AF)出身ハフィズ(Hafiz)の「Awan Nano」が大賞に輝いた。ハフィズは、同曲で2年連続となる最優秀ボーカル賞も受賞した。

 準大賞には、ニン・バイズーラ(Ning Baizura)、ジャクリーン・ビクター(Jaclyn Victor)、シーラ・アムザ(Shila Amzah )の3人の女性シンガーによる共演曲「Beribu Sesalan」、3位にはファイザル・タヒル(Faizal Tahir)の「Karma」が入った。
 また、最優秀パフォーマンス賞には、アリヤ( Alyah )の「Kisah Hati」が選ばれた。

 今年も「熱唱命、心を動かしてナンボ」のジュアラ・ラグらしい結果だ。
 ハフィズは、“人気優先で実力は二の次”と言う感じで音楽賞での評価から外されてきたAF組としては、快挙ともいえる受賞だった。AF出身組には、“人気投票王”の異名を誇ったマウィ(Mawi)がいるが、ハフィズは、音楽界での存在という意味でマウィを超えた観がある。

 また、「Gadis Semasa」と「Penakut」の2曲をエントリーして注目されたユナ(Yuna)は、
マレー歌謡の砦というジュアラ・ラグという特殊性というか独自性に泣いた観があった。簡単に言うとジュアラ・ラグは、ドラマ的な展開や熱唱重視のマレーらしい歌を選ぶので、ユナの曲の評価の場ではなかったようだ。曲の抜群のアレンジセンスも、無理やりオーケストラのアレンジにあわせて、良さが消えてしまった。

 良くも悪くも“ジュアラ・ラグらしい”という一言で片付けられるのだ。
 まぁ、音楽性では、あまりポジティブに聞こえないジュアラ・ラグだけれども、アルバムでなくて、シングル1曲でもエントリーすれば、評価の対象になるという伝統は、奇しくもデジタル配信時代に合っていて、音楽界全体のてこ入れ役にはなっていると思う次第。

 個人的には、マレーらしい歌を選ぶジュアラ・ラグは、いつでもブレのない音楽界の立ち位置を示しているので好きである。

 はいはい。「あんたの嗜好も思考も、全然進歩しないね」と言われるのは、覚悟していますよ。


<ジュアラ・ラグ賞26候補曲>
曲、アーティスト、作詞/作曲
「Sungai Lui」/アイザット(Aizat) /Aizat&Anas / Aizat&Anas
「Awan Nano」/ハフィズ(Hafiz)/ M.Nasir/Budi Hekayat
「Kisah Hati」/アリヤ( Alyah )/Manusia Putih/Manusia Putih
「Kalau Berpacaran」/スハイミ・ミオール・ハッサン(Shohaimi Mior Hassan)、アナ・ラファリ(Ana Raffali)&アルティメット(Altimet) /Shohaimi Mior Hassan/Shohaimi Mior Hassan, Ana Raffali & Altimet
「Beribu Sesalan」/ニン・バイズーラ(Ning Baizura)、ジャクリーン・ビクター(Jaclyn Victor)&シーラ・アムザ(Shila Amzah )/Kevin Chin/Tinta
「Wanita Seluruh Dunia」/Projek Pistol  /Boy Clifford/Boy Clifford
「Karma」/ファイザル・タヒル(Faizal Tahir)/Audi Mok&Faizal Tahir/Audi Mok&Faizal Tahir
「Kekanda Adinda」/アトリア(Atilia) & Monoloque /Monoloque/Monoloque
「Gadis Semasa」/ユナ( Yuna)/Yuna/Yuna
「Penakut」/ユナ(Yuna)/Yuna/Yuna
「Sedetik Lebih」/ジャクリーン・ビクター(Jaclin Victor) /Edry Abd Halim/Edry Abd Halim
「Cinta Muka Buku」/ナジワ・ラティフ(Najwa Latif)/Najwa Latif/Ika Latif
 

| 魅惑のマレーポップス動向 | 01:46 AM | comments (0) | trackback (x) |