1998年度、講談社ノンフィクション賞候補作。
「たいへんおもしろかった。文章快調、内容はもとより珍しく、かつ新鮮である。写真もいい」
(高島俊男<中国文学者、エッセイスト>)
「注目に値する、文字通りのスクープ」
(ジャパン・タイムズ 2002年3月9日)
「旅行記としても、社会政治学的資料としても、あるいは単に面白い読み物としても、この本は、超オススメである」
(デイリー・ヨミウリ 2002年7月21日)
「高野氏の文章は力強い。…とても楽しめる本だ」
(I-Sマガジン(シンガポール) 2002年3月15日)
「ユニークで読者を虜にする本だ」
(アンドリュウ・マーシャル<米「タイム」誌・特約ライター>)
「おい、高野、どうしてこの本、大宅賞を取らなかったんだ?」
(船戸与一<作家>)
「高野氏によるワ州の人々についての記述はただならぬものがある。…本書は、ゴールデン・トライアングルでのアヘン交易を理解するための学習ツールになる」
(カリフォルニア麻薬管理協会)
「本書を読めば、著者が軍の支配下で誰がどのように行動しているのかを描き出していること、またケシ栽培者、その売買に携わる者、麻薬中毒者の日常生活を身近に感じていることが読みとれるであろう。
首狩りの時代から共産党ヘ、そして現在の麻薬・民族問題の恐ろしさと理解の不足から生じてくる問題の諸相が生き生きと描かれている」
(月刊「トゥーリヤ・ジャーナル」<オーストラリア・シドニーで刊行されているビルマ語雑誌>) |