ミャンマーの雪山
ミャンマー辺境映像祭の中心人物である現地在住の金澤聖太が送るミャンマーの貴重な雪山の映像。欧米のトレッキング愛好家達が興味を示してやまないミャンマー・インド国境の雪山の中で、ミャンマー・インド国境上に位置するパンラン山（4,300ｍ）を映像、写真にて日本初公開。山頂に立てばインドとミャンマーの両国を跨げるというパンラン山の貴重な映像をお見逃しなく！！

辺境を撮る　猪俣写真教室
戦後外国人初となる、平均年齢70歳！のアマチュアカメラマン達が撮したインド・ミャンマー国境のナガ丘陵への道。撮影はNHK文化センター写真講座を担当する猪俣先生率いる写真教室の一行。現在ナガ丘陵は再び外国人の立ち入りが禁止されており、本当に辺境となってしまった地域の貴重な写真と体験を見逃すな。（貴重な未公開写真を当日1階の展示ホールにて10時30分より公開）

ミャンマーと共に50年
50年前、ミャンマー（ビルマ）が東南アジアで最も豊かだった時代に日本から留学し、以降日本とミャンマーとの交流の架け橋として身を尽くしてこられた元東京外語大ビルマ語講師、土橋泰子さんが、第一級の貴重な写真と共にミャンマーの新旧を語る。

レドロード未公開映像
2005年春、辺境作家高野秀行氏が同行した、戦後外国メディアとして初めてレドロードを踏破した某局の番組より、映像を公開。

ミャンマーにおけるNPOの支援活動
1979年より主に難民や障害者支援、地雷対策などの活動を続ける認定NPO法人「難民を助ける会」（AAR JAPAN）のミャンマーでの活動を紹介。難民を助ける会では2000年に設立した障害者職業訓練センターで、少数民族を含む国内の身体障害者へ裁縫と理髪の技術指導の他、店舗運営のための接客術等の指導を行っている。今回の映像祭はチャリティーイベントとして収益の一部を「難民を助ける会」のミャンマー事業に寄付させていただきます。

ミャンマーの海
辺境と聞くと、ついつい山間部に意識が行ってしまいがちだが、ミャンマーの南側は数百キロに渡り海に面している。今回はマレーシアを中心に映像ディレクターとして活躍するJohn Wong氏の、メルグイ群島での島人の生活と海を撮影した『Bastions of Mergui（メルグイの砦）』を再編集。メルグイ群島の海は観光化や、商業化の影響で荒れ始めており、この作品に登場する美しい海は貴重な映像となるだろう。