8月に入った途端に夏が来ぬ、ってな感じですねぇ。そんな暑い中、明日から5日間ほど、さらに暑いとこに行ってきます。我がふるさと、鹿児島です。
実は、上京以来25年、お盆の帰郷というのは始めてなのですが、この時期に帰ることになったのにはわけがありまして。
今年のまだ寒い時期、一本の電話が携帯に入りました。「吉野中学校卒業の○○といいますが、覚えてますか?」。いきなりそんな電話が、しかも携帯にかかってくると、だれでもヒキますわな。「またどこかで名簿かなにかを見てかけてきた、証券会社とか先物取引の勧誘じゃろ」と、全く相手にせずそっけない受け答えをしていたんですが、どうも様子が違う。
よくよく聞いてみると「僕らの代は吉野中学校の30期生にあたるんですが、今年は中学を卒業してちょうど30年目なので、卒業以来初めての同窓会を開こうということになりまして」云々。
自分が30期生であることも、卒業後30年目だということも、とうの昔に忘れていたところへの晴天の霹靂。途端にむちゃくちゃ懐かしくなり、とは言っても電話の主の顔をすぐには思い出せず、とりあえず先ほどつっけんどんにした詫びを入れ、むろん即効で「ぜひ出席します」旨を告げました。
高校時代の友人は、ブラスバンドを通じて今でも会う機会はけっこうありますが、中学時代ともなるとほとんど音沙汰なし。というか、自分自身、高校卒業後転々としており、幹事も「探すのに苦労しましたよー」と言っていたくらい住所不定状態だったので、この一本の電話はすごく嬉しかった。
卒業アルバムを押入の底から引っ張り出し、当時のことを少しずつ思い出してみました。ほとんどはおぼろになっているんですが、記憶の底に隠れている思い出って、けっこうあるもんですね。当時聞いていた曲とかを、それこそ何十年かぶりに聞いてみると、当時の風景や匂いが思い起こされ、懐かしい気持ちを通り越して、何とも言えない幸福感を感じたりします。
始めて音楽に触れた吹奏楽部、始めてギターを教えてくれた友人、一緒にバンドを組んだ連中、受験勉強を一緒にやったクラスメート、初恋の人、卒業後もなにかにつけお世話になった恩師…。
初恋の人をイメージした「木屋町の白い花」という曲も作ったくらいなので、そういう意味でも会うのが楽しみ&ちょいとコワさがあります。冒険カードを引くか、友情カードを引くか、はたまた封印カードか。でもまぁ、それをさっ引いても、旧友や恩師に会えるってことは、何物にも代え難いわくわくした気分になります。
桜島と西郷どんに挨拶し、焼酎を飲みながら友と語らい、つかの間の休息をとってこようと思ってます。
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気をつけていってらっしゃい〜。自分はさておいて友人の変化に驚くことでしょう。25年の歳月は想像以上で・・・。恩師が一番変わってなかったりします。
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戻りました〜。
14日にはこちらへ戻ったんですが、激しい暑さにあてられたせいか、どうにも疲労感抜けきれずけっこうシンドい日々です。
帰郷の模様はまた少しずつアップしていきますが、意外と女性が変わらず、男性の変化が激しいのには驚きでした。