それにしても見事。
これは平べったくなっている
わかりにくいけど馬追いみたいに稜が立っている
自然の造形にはほんとうにうならされる。
調べてみるとテントウムシダマシ科の仲間らしい。
ただ形状は首の短いバイオリンムシにも見えないことはない。
テントウムシダマシというのは害虫のテントウムシを指すことも
あるようだが、これは全くの別種である。
全長は2.5センチ程度。
背景の白い部分がサルノコシカケの傘の裏側。
実はこんなにたくさん!
これから大きなサルノコシカケを見るたびに、
私も覗き込むことになるのだろうな。
前回のクモも不気味な形状だったが、今回もなかなかである。
毒はないと思うがおっかなびっくり
色も形も派手である
正直なところ実用性は低そうなデザインだが、
果たして「こけおどかしなのか?美なのか?」
当人は、そんなこと言われても困るだろうね。
実はこれクモである。
昆虫の顔のアップというのは
どれもかなり不気味なものだから
これとて、驚くほどのことはない。
しかし、この次の2枚の写真を見たらやはり
度肝を抜かれるに違いない。
腹側
背中側
この強烈な甲羅のような部分はなんなのだろうか?
オフィス前の駐車場で発見した。
恐るべし、マレーシア森林研究所である。
*その後、お詳しい方に問い合わせの結果トゲグモの一種だろうということがわかった。
http://mantamola.blogspot.com/2008/02/spiny-spiders.html
形や大きさは若干違うが日本にも2種類ほどいるということがわかって驚く。
葉から下へ落として裏返った所をぱちり。
小学館の学習図鑑『昆虫』で調べてみるとどうやら
サソリモドキの仲間らしい。
掲載されていたアマミサソリモドキの説明には
『危険が迫るとおしりの針からガスを噴き出す』とある。
ガスって、いったい…ということで検索してみると
日本衛生動物学会の研究報告がみつかった。
その組成は, 酢酸81.7%, カプリル酸5.4%, 水12.9%で, 活性アミン, ペプチド様物質は痕跡程度であった。
ということは、お酢のような臭いを出すわけですな。
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本家にくらべると、ちょっと自己主張にかけるきらいはあるが
ジンメンカメムシもどきとしてはいい線いっている気もする。
もちろんジンメンカメムシに似せて何の意味があるのかはわからないが、
カメムシのにおいによる撃退効果に便乗して護身しているということだろうか。
あんまり似ていないという指摘も受け入れます。
おそらくマレーシアヒメカブトだと思われる。
大きさは日本のカブトムシと変わらない程度だが
背中側にあるツノが日本のものと逆に長いのが特徴だ。
相変わらず写真が下手で恐縮だが違いはわかってもらえるだろう。