私の会社は大きな森林に囲まれた環境にあり
駐車場わきの植え込みなどに、イノシシの掘り返した痕が
見られるなど、野性味たっぷりである。
しかし、不思議なことに建物の灯りに誘われて
走光性の昆虫たちが大量に集まってくる光景が見られない。
過去5年で、カブトムシをみつけたのはほんの1,2度でしかない。
金曜日の朝、研究所の外階段を上っていて久しぶりに
みかけたのがこれ。
おそらくマレーシアヒメカブトだと思われる。
大きさは日本のカブトムシと変わらない程度だが
背中側にあるツノが日本のものと逆に長いのが特徴だ。
相変わらず写真が下手で恐縮だが違いはわかってもらえるだろう。
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そういえば このタイプの昆虫は見たこと無いですね 緑が多いのに
小さな虫でとてつもなく綺麗な虫や 奇妙なかたちした虫とかわいますが
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そうだよねー。キャメロンハイランドなんかでは
結構光に集まっているのに、なぜ低地林では来ないのか?
不思議です。
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低地で大型甲虫が発生しないのは暑すぎるからです。体温調整のできない甲虫は適度な温度・湿度が必要です。落ち葉の堆積した腐葉土も産卵に必要でそれは低地には酷暑で、あり得ないわけです。従って少なくとも700m以上高度に応じて大型化していきます。腐葉土や朽木が少なくても羽化できる小さなクワガタ、カナブン、カブトなどは低地でも多くいます。ヒメカブトなら小型だし湿気や産卵場所があれば低地でもたくさんいます。(事情通)