やっとボクの生計で一番大事な仕事が終わった次第。
年末年始返上だったので、中国正月が正月になってしまった。
うわぁ、もう10日ほど前のことだけれども、1月27日に行われたマレーシアで最も権威のある音楽賞『ジュアラ・ラグ(Juara Lagu)賞22』の結果を記録として。
<最優秀ボーカル賞>
☆『Ceritera Cinta』
ジャクリーン・ビクター&ラー・アーマッド(Jaclyn Victor & Lah Ahamad)
曲 Ross Aliffin
詩 Habsah Hassan
<最優秀パフォーマンス賞>
☆『Angan Dan Seedar』
マウィ(Mawi)
曲 N.Masir
詩 Loloq
<エスニック・クリエイティフ部門賞>
☆『Samudara』
ノラ(Nora)
曲Johan Nawawi
詩Ahamad Fedtri Yahya
<バラダ(バラード)部門賞>
☆『Izinku Pergi』
サリ(Sahri)
曲 Azlan Abu Hassan
詩 Sulu Sarawak
<ポップ・ロック部門賞>
☆『Itu Kamu』
Estranged
曲Estranged
詩Richael Lawrence
<大賞>
☆『Itu Kamu』
Estranged
曲Estranged
詩Richael Lawrence
なんと新人バンドEstrangedが大賞。
うーーーん、個人的にはこの曲は、モロにインドネシア・ロック(特にSheila On 7)の模倣が目立つので好きではないのだが。
ただ“歌力”というNHKの紅白のようなものを評価するのがこのジュアラ・ラグなので、こういう結果もありなのかなぁ。当日のステージでの彼らのパフォーマンスは、新人離れしているばかりか、同賞にいままで出演したロック・バンドのなかでも最高のものだったといってもよい出来だった。
今回、3年ぶりにエントリーしたシティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)は無冠に終わった。また、2曲エントリーされていた注目のイケメン・アイドル、ファイザル・タヒル(Faizal Tahir)は、民放テレビ局主催のコンサートでシャツを脱いでしまったことで出演を謹慎。エントリーされていた彼の曲『Kasih Tercipta』と『Mahakarya Cinta』は、失格とならず、代役歌手が歌うという形になった。あくまでも楽曲のためのコンテストという賞の性格があらためて明らかになった。(しかし、代役歌手でなければ、賞も取れたかもしれない曲だったとも思う。逃がした魚は大きい…)
やはり賞としての伝統で、毎年決勝まで残った歌手のステージは、かなり力の入ったものになるのもジュアラ・ラグの魅力。
公式ページには、動画もあるので、その雰囲気を覗いてみては。
シティは、トゥドン姿であんまり冴えないダンスを披露しています。