マドとの旅、その3
タイには、自由散歩をしている犬(アジワン)がたくさんいる。
一見すると野良犬みたいだが、そのほとんどは飼い犬か、半飼い犬だったりする。
人間にあからさまな敵意をむける犬は稀だが、だからこそ犬には犬ならではのテリトリーがあって、我々のような余所者は遠慮しなければいけない雰囲気がただようこともある。
前回のブログにも書いたが、タイはエアコンなしのレストランなら犬連れでも断られることはない。
バーやカフェも同様で、とにかく日本にくらべて選択肢の幅が多い。
入れる店が無くて困ったことは、これまでほとんどない。
しかし、ときには人間が了承しても、犬のほうが入店を許してくれないこともある。
とあるビーチで営業するバーレストラン。
マド連れで立ち寄ろうとしたら「ウウーッ」と〝店長〟に言われ、退散するのみだった。
一方、グイグイと距離を縮めてくるアジワンもいる。
バンガローのテラスにマドといたら、呼んでもいないのに自分から階段を登ってくる。
敵意はないというアピール(体を横向きにして座るナド)しながら、時間をかけて近づいてきて、やがて私の足元にピタリとフセてしまった。
マドも不思議とリラックス。
曇天の午後。
なんとも不思議な懐かれ体験なのだった。。。
2013/07/28 | 未分類
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いつも楽しく拝見させていただいています。我が家の愛犬ダムンジョはタイから連れて帰った犬です。スマトラ沖地震の際、ドッグレスキューに参加し縁あって我が家に来ました。ダムとパソコンの前で「この子、タイに旅行に行ったんだって、いいね♪」と当時と重ねて拝見させていただきました。続き楽しみにしています。
佐上さん、コメントありがとうございます。
ダムちゃん、タイでレスキューされて日本にやってきたとは、きっと深いご縁で結ばれていたのでしょうね。動物検疫ではご苦労されたと思います。ご決断されたのがスゴイ!ダムちゃん、強運なワンコですね♪
犬とタイを旅をするなんて、こちらまでワクワクしています♪
動物検疫は、自宅検疫ができたのでダムは飛行機の移動だけのはずだったんですけど、私が日程の計算間違いをしてしまって、日本の検疫所に2週間過ごすことになりました。関空の新しい検疫所はとってもきれいで、他に犬が1匹いてるだけ。おじさんを独り占めできてご機嫌さんでした。