この本のお話をいただいたとき、中学生でプロ棋士となった藤井総太さんはまだ四段でした。
ところが、あれよあれよという間に、六段になってしまい、元祖天才棋士、“ひふみん”こと、加藤一二三九段は引退。
そして、羽生善治名人が国民栄誉賞と、将棋界はいま、大フィーバーといっていいでしょう。
そんななか、ポプラ社から「天才・奇才 プロ棋士超百科〜将棋編」という本が登場。
著者は、将棋の観戦記者として活動する大川慎太郎さんです。
子どもの大好きな百科本。子どものころに夢中になった人も多いのではないでしょうか?
小社は口絵部分で、プロの将棋界の仕組みや、年間に行われる“タイトル戦”と呼ばれる棋戦についてを解説。また、本文の巻頭部分で、将棋のルールや、基本的な戦い方・守り方など、将棋の基本について、わかりやすく解説しています。
それにしても、プロ棋士のみなさんは、本当に強烈な人たちが多いですね。
どのページをめくっても、個性の強い強烈な棋士が出てきて、大人でも笑って楽しめます。