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レソト訪問 – 密林ジャーナル https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog 東南アジア・ジャングルの情報をお届け Sat, 20 Jan 2018 04:24:53 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=4.9.3 レソトの人々(2) https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=280 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=280#respond Sat, 26 Jun 2010 08:01:53 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=280 "レソトの人々(2)" の続きを読む

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ちょっと前のエントリーで、壁の花になることも多いということを
カミングアウトしたわけだが、初めて会った人と比較的確率高く溶け込めるのは
やはりBARということになる。


 
レソトでの宿泊先Lancers Innというホテルには
駐車場から直接入ることが出来るバー『The round bar』がある。
初日の仕事が思いのほかうまく行ったささやかな祝杯をここであげることにした。
この日一日で感じたのは、レソトの人々は変に媚を売るようなことを言ったり、
愛想笑いをしたりすることがない、ということだ。
私のこの百万ドルの笑顔にもホテルのレセプションは冷淡な対応をすることが多かった。
(もちろん対応はしてくれるのだが、なんか冷たいのである)
もっとも、こちらも彼らの表情が読めずに堅くなっていたのだから、
あちらも変な黄色人種の表情が読めなくて冷たい対応だったということは十分にありうる。
接客業としてどうなのか、ということは別にして。
脱線した。
さて、そのThe round barだが、50�ほどの広さの半分以上を半円形のカウンターが占め
壁際に背の高いスツールとそれに合わせた丸いテーブルが二つある、ホテル同様
木と土と石を使ったなかなかシックな内装である。
カウンターの端に近いところにあるドアを押して中に入ると
10人ほどの客が半円形のカウンターを埋めていて、
いっせいにこちらに目を向けてきた。
人生初の黒人率100%BARである!
たじろぐ気持ちをぐっと抑えて、「Good evening!」と声をかける。
ぼそぼそと「How are you?」「Ntahte」という挨拶の言葉が返ってくるが
特に積極的に歓迎している様子はない。
ざっと見ると女性客が2人混じっている上、カウンターを切り盛りするのは2人の女性で
少なくとも殺伐とした雰囲気はなくほっとする。
カウンター席で空いているのはドアから見て一番反対側の女性の隣である。
BARで1人テーブルの席に座るくらいつまらないことはないので、その女性の隣に座る。
ちなみにこの女性、私の1.5倍ぐらいの容積である。
私の反対側の隣に座る男性が盛んに話しかけているのだが、もしかすると
口説いているのかもしれない。
こちらはビールを注文。
ハイネケンと南アのビールがあるというので、
「地元のビールはないの?」と聞くと「マルチ(Maluti)」という答え。
「じゃー、マルチ」と注文すると、カウンターが少しだけ「おや?」という
雰囲気になった、気がする。
缶からグラスに注がれ供されたマルチビールをぐっと空ける。
お世辞ではなく、ホップの風味を感じることのできるおいしいビールだ。
なんとなく目があった隣の女性に『Good』と合図を送ると、険しい表情を崩さずに
「お前は中国人か?」と聞いてきた。言い方が剣呑だ。
「いや、日本人だ」
「・・・」
これまでたくさんのアジアの国々と欧米の数カ国を訪れて来たが
日本人であることの表明を、ここまで無反応で受けられたことはなく、
軽いカルチャーショックを受ける。
しかも次に来た質問は「上海万博はうまくいっているのか?」である。
人口200万人という小国とはいえ、現地に駐在している日本人がたったの4人だ
というのだから、日本人のプレゼンスが低いのもやむをえないのかもしれない。
『日本人である』ということが免罪符やパスポートになるという
過去の経験にとらわれた傲慢な態度を指摘されたような気がした。
単にからかわれている、という可能性もなくはないが。
ではこの夜は敗北感に打ちのめされて大人しく部屋に戻ったのか、
というとそうではなく、どこから話にドライブがかかったのかわからないが
隣の女性2人(実は学校の女教師2人連れで私を挟んだ反対側にもう一人が後から到着した)が
翌日訪問する予定になっているレソト国立大学(首都から車で小一時間)へ
私を送っていくと言い張るのを必死で御断りし、その女性を口説いていた男性と
マルチビールをおごりおごられているうちに、あちらのお客さんから、その隣のお客さんからと次々におごりのビールが届き、W杯の予想をBAR全体で声高に続けるうちに
早めの閉店の時間がやってきたのである。3時間以上いたことになる…
レソトの人たちは、人見知りをするシャイな人たちだ、
というのがこの日の結論である。
Cheers!Maluti!

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レソトの人々(1) https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=279 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=279#respond Sat, 19 Jun 2010 08:14:57 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=279 "レソトの人々(1)" の続きを読む

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短期間の滞在では、その国の本当のことはわからないものだが
個人とのちょっとした接触でいい印象を持ったりすることはある。


 
トシのマレーシアに対する印象は初期に出会った人々でほぼフレームが
決まり、その後出会った人々でより強固になっていった。
いいフレームを作ってくれたので、嫌な思いをした相手をフレームから
はみ出した(例外の)材料として処理出来たのだと思う。
やっぱり第一印象が大事なわけだ。
今回のレソト訪問でもよい印象を持つ出会いがいくつもあった。
初日に歩道橋の上から街を撮影していたところ声をかけてきた
学生と思しき青年は 
「何を撮ってるの?僕も撮ってよ!」
 

すると、別の女性が
「私も!」

2人とも、どんな風に映っているのか確認もせずに、また「ここへ送って」とも
言わずに、撮影されたことに満足して「Bye!」の一言を残して去って行った。
こういう出来ごとで、旅人の心はうんとほぐれるものなのだ。
ちなみに、この国の人は「Hello」や「How do you do?」の代わりに
初対面でもいきなり「How are you?」と声をかけてくるので最初はちょっととまどう。
初対面で使う言葉としてリストに入っていないものだから
「あれ?前にどっかで会ったっけ?」
応用の利かない人間はダメだなーと思う瞬間である。

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W杯は最高の宣伝媒体? https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=276 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=276#respond Tue, 15 Jun 2010 12:25:22 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=276 "W杯は最高の宣伝媒体?" の続きを読む

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先日再びレソト王国が新聞紙上に登場した。
コートジボアールとの強化試合にいいところなく敗れた
W杯日本代表の最後の追試候補にあがったのである。
『日本“追試”ジンバブエ代表かレソト代表』(サンスポ 6月8日)
結局モザンビークが候補になり、ドタキャンがあってジンバブエになったのは
ご存知の通りで、レソトの名はこれだけで消えてしまった。


 
そもそも私がレソト王国に興味を抱いたきっかけが
日本代表の合宿候補地の一つとして報道されたことなのだ。
『日本代表キャンプ地にレソト王国浮上』(デイリースポーツ 4月28日)

サッカーの2010年W杯南アフリカ大会での日本代表ベースキャンプ地に、レソト王国が浮上した。日本協会関係者が27日、明らかにしたもので、開催国に周囲を囲まれ、気候も温暖な“アフリカのスイス”が最有力候補となった。
4大会連続のW杯出場に王手をかけた岡田武史監督(52)は油断は禁物と強調するが、協会関係者は「キャンプ地の候補都市から(誘致の)レターがきている。どこも出場が決まっていないから、(日本は)早く決めた方がいい」と説明した。W杯の開催期間(6〜7月)は南半球のため晩秋で、平均気温は開催都市の一つ、プレトリアで12度前後と涼しい。南アフリカは国土の多くが標高1200メートルを超えるだけに高さ対策が急務だが、関係者は「ちょっと高いところをキャンプ地にすればいい。真ん中の国は見晴らしのいい高台」と語る。
真ん中の国とはレソト王国を指している。南アフリカに周囲を囲まれた“飛び地”の山脈国で、標高は1500メートル以上。高地対策にも有効で、イタリア北部に似た温暖湿潤気候という。本番でベスト4を掲げる岡田監督。最適なベースキャンプ地が上位進出のカギを握るだけに、協会関係者は「W杯出場を決め、6月のコンフェデレーションズ杯で岡田監督に現地を見てもらう」と話した。

合宿を予定していた6月の上旬より一カ月早い5月の上旬で一番寒い朝
5℃だったことを考えると、“温暖な気候”というのは疑わしいが
日中は涼しくて練習には適した環境であるということは言えそうだ。
いろいろ調べてみると、アフリカ諸国の中で治安が非常にいい、
ということがわかってきた。
また英語の通用度が高いのもポイントだ。
そして昔ながらの生活をしている人たちがまだまだたくさんいる
ということも大きな魅力である。
先史時代の壁画なんかがたくさんみつかっているし、恐竜の足跡の化石などもある!
ジャングルこそないけれども…
ということで、レソト王国への興味は増していったのであるが、
驚くなかれ、このアフリカの小国は日本に大使館を持っていたのだ。
レソト大使館としてはW杯さまさまといったところだろう。
カメルーン戦のあったブルームフォンテーンから車で1時間半なのだから
もう少し宣伝してもよかったですね。Kさん。

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首都マセル https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=275 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=275#comments Thu, 10 Jun 2010 18:19:46 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=275 "首都マセル" の続きを読む

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静かなのんびりした町だったこともあったし、
やはり追剥とかにあったらやだな、という警戒心もあって
街中であまり写真を撮っていない。あるいは明け方の時間帯。


 
首都マセルの目抜き通りkingsway、
と言ってもちょっと賑やかなのは200m程度だろうか。

賑やかなところの中心にあるビルがこのレソト開発公社ビル
ここをまず訪問した。明け方にホテル前の駐車場から撮影。

こちらは中央郵便局ビル、中に今回の一番の目的、観光・環境・文化省(一つの省である)
の環境局がある。

ツーリストインフォメーションセンター。
伝統的なかやぶき屋根!

これが滞在したランサーズイン。
行きたい2か所にどちらも1分の好立地。
平屋だが部屋は広いしシックな好ホテル。

ホテルのレストラン。(朝食つき)

オープンカフェ。
季節が冬に向かうということもあってか、街中もあまり人通りが多くなかった。
でもまあ、大きなスーパーもあるし、必要なものは手に入る感じだった。

ショッピングモール。
KFCもあればシネコンもあった。

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アフリカの小国、その名もレソト王国。 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=274 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=274#comments Mon, 07 Jun 2010 11:21:51 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=274 "アフリカの小国、その名もレソト王国。" の続きを読む

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先月初旬に訪問したアフリカの国名を明らかにしなかったのには
ビジネス上の訳があった。
その制約がなくなったので、明らかにしよう。
南アフリカという国の中に存在するレソト王国がそれだ。


国内国は世界でもバチカン市国、サンマリノとこのレソト王国だけだそうだ。
地図とデータ
また国土のすべてが1400mを超える本当の意味での唯一の山岳国である。
(ネパールもブータンも200mほどの低地がある)
ただし最高峰はタバナントレニャナ山の3482mとそれほど高くない。
(南部アフリカ最高峰ではあるらしい)
高地なので息切れはするが、秋から冬にかけての季節は乾燥していて清々しい。
治安はアフリカでも最高レベルだが、HIVの感染率が30%に届こうという高さで
平均寿命が35歳と悲しい数字である。
英語もよく通じ伝統的な生活もよく残されているということで
当社の事業上も非常に楽しみな場所である。
恐竜の足跡の化石やら先住民の壁画やら面白い観光スポットもあるようだ。
国旗にも描かれているバソトハットのモデルの山。

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https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?feed=rss2&p=274 7
日本代表 発表?!(1日前@アフリカ) https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=268 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=268#comments Sun, 09 May 2010 09:15:55 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=268 "日本代表 発表?!(1日前@アフリカ)" の続きを読む

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先ほど購入した地元の新聞にワールドカップアフリカ大会の
オフィシャルステッカーアルバムという小冊子が入っていた。
各チームのプレイヤーのステッカーを貼って自分のアルバムを
完成させるという主旨のもので、イタリアのトレーディングカードメーカー
Paniniという会社が制作しているものだ。
ところが…


 
ステッカーを貼る場所にすでにプレイヤーの名前が書かれている!
なぜか各チーム17人分しかないので、選考では堅い人ばかりだろうと思うが
当落線上にいる人も堂々と書かれていておかしい。
しかし、イタリアの会社が作っているFIFA公認の物なので、実はなかなか
見識の高い選考なのかも?と思えてくる。
ちなみにそのラインアップは
GK Eiji Kawashima, Seigo Narazaki
DF Yuji Nakazawa, Marcus Tulio Tanaka, Atsuto Uchida, Yasuyuki Konno,
Yuto Nagatomo, Yuki Abe
MF Hideo Hashimoto, Keisuke Honda, Makoto Hasebe, Kengo Nakamura,
Daisuke Matsui, Yasuhito Endo, Shunsuke Nakamura
FW Shinji Okazaki, Yoshito Okubo
なかなかまともな選考ではないか。
橋本というのが渋い…
ところが、そういえばと言う感じで見てみると
ブラジルにドゥンガが絶対選ばないと語っているロナウジーニョがいる、
ドイツも今回はダメそうだといわれているバラックがいる、
そしてなんとイングランドはベッカムが…製作者の個人的な希望なのか(笑)。
(ベッカムは単なる制作時期の問題だと思うが)
あふれているというほどではないが、様々なノベルティグッズを見かける。
もう一カ月少々なのだと実感する。

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大学のキャンパス https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=267 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=267#respond Sat, 08 May 2010 08:44:52 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=267 "大学のキャンパス" の続きを読む

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首都から東南に35kmほどの所に大学町はある。
もともとカトリックの入植者によって作られた集落だそうだが
大学と女性向けカトリックの学校(修道院?)、複数の小中高校のある
この国随一の文教地区である。
我々がこの国と提携することになった場合に拠点候補の一番手は
この大学であるので、実態調査に出かけてきたのだ。


 
首都からのびる幹線道路が気がつかないうちに町に入る。
大学の校門の前を通る道沿いだけが賑わっていて、
教員や学生たちでキャンパス内に住んでいる人も多いそうだ。
買い物などはなかなか大変だろうが、芝生に覆われた穏やかなキャンパスに
砂岩で出来たシックな建物がよく似あう。

建物と建物の間のスペースもこんな感じ。

まして今は晩秋から初冬への移行期。
黄葉と芝生の緑のコントラストは本当に美しい。
 
失業率が40%に近づこうと言う最貧国のひとつであり、人口の4人に1人がHIV感染者だ
という非常に厳しい現実を抱えているこの国の将来を担う人材がこのキャンパスから
きっと生まれることだろう。
必要以上に悲観的になることなく、この国の未来をみつめて行きたいと思った。 

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アフリカと言ってもいろいろあるなー、と。 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=266 https://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=266#respond Fri, 07 May 2010 16:31:56 +0000 http://aisa.ne.jp/ajiketo/toshi/blog/?p=266 "アフリカと言ってもいろいろあるなー、と。" の続きを読む

]]> アフリカは広い。
北半球も南半球も両方あるので
夏と冬が一度に来る。
というわけで、晩秋のアフリカを堪能しているのである。


 
目的地へ行くには、ヨハネスブルグ空港がハブ空港になる。
まずはネルソン氏のお出迎えである。
実物もでかいのだが、これはジャンボマックス級。

25人乗りの飛行機だと、本当にお客の重量バランスが重要だということを体験した。

そして、こんな風景の中を大学町を目指して進む。


今回仕事の面ではこれ以上ないというくらい素晴らしかった。
直前までいろいろあったので余計に達成感がある。
もちろん緊張からの解放感のせいもあるだろうが、この美しい景色が心に沁みた。
美しい景色と安全をいつまでも大事にしてもらいたいと心より願う。
また来ますのでよろしく!

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