3月8日の総選挙投票日に向けて、街の風景もニュースも選挙一色のマレーシアである。
それでも芸能のニュースもあり、先ほど地上波テレビ局8TVによるオーディション番組『ワン・イン・ア・ミリオン(One In A Million)』の決勝が先ほど終わったので、簡単に結果を。
(決勝に残ったアユ、シーラ、シティ・サラ)
決勝を戦う最後の3人に選ばれたのは、シティ・サラ(23)、アユ(18)、シーラ(18)と3人のマレー系女性。今回は、人種も性別もばらけなかった。前回は、中華系女性のスキが優勝で、マレー系男性のファイザル・タヒル(Faizal Tahir)とアリフと優勝を争い、今やマレー系優位のもうひとつの人気オーディション番組アカデミ・ファンタジアと比べて、すべての人種を含むマレーシアのスターという雰囲気が漂っていた。
シティ・サラという名前に反応できる人は、かなりの芸能通。ミシャ・オマール(Misha Omar)やイズリン(Ezlynn)、ワヒーダ(Waheeda)ら優良女性歌手の当たり年だった03-04年デビューした現役のプロだ。
決勝では、まずシティ・サラが視聴者による携帯電話の簡易メッセージ・サービス(SMS)投票で脱落。最終審査でアユがシーラを押えて、アユが優勝。レコード・デビューと100万リンギット(約3千万円)相当の歌手としてのキャリアへのサポートが受けることができる。
感想を言えば、優勝者のアユはスター性抜群とはいえなかったが、歌唱力で容姿がよかったシーラを抑えた形。ちなみにシーラの父親は往年のハンサム人気歌手NDララ。“普通の女の子”が人気歌手の娘に勝ったこともショートして盛り上がる要素だった。
まぁ、結果はどうあれ、前回優勝を逃したファイザル・タヒルがブレイクしたようにシーラも今後は注目されていきそうだ。
決勝で披露された優勝者のアユが歌ったオーベリ・スィトウの作った曲は、明日から系列ラジオ局のHot FMやFLY FMで流されるとのこと。
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