人気オーディション番組『マレーシアン・アイドル』の第2シーズンが本日(27日)から始まる。昨年行われた第1回の優勝者はインド系ジャクリーン・ヴィクターは、ソニー・BMGからデビューを果している。
この番組、もちろん本家『ブリティッシュ・アイドル』(アメリカが本家ではないようだ)の各国版のひとつ。つまり、テレビ番組企のフランチャイズだ。近隣国では、インドネシアとシンガポールでも地元版をやっている。(少なくとも、です)00年に『アジア・バグース』の終了して以来、この番組の成功により、当地においても『アカデミ・ファンタジア』やその名もずばり『オーデション』などオーデション番組全盛を迎えている。
ちなみにこの番組のウリは、オーディション参加者のキャラクターに焦点を当てたりするリアリティ・ショー的な要素だ。まぁ、それにピンからキリまでのレベルの参加者が集まってくるので、なかには大きな勘違いをした連中のキャラが受けたりする。
また、審査員のキャラクターも見どころになっている。マレーシア版は元シーラ・マジッドのダンナ(本人は気に入らないだろうが)のロスラン・アジズ、歌手ファウジア・ラティフ(今回は脱線我慢)、そしてマレーシアン英語ポップス界の立役者のニュージーランド人ポール・モス。アメリカ版のサイモンばりに酷評するポール・モスや意外にも情に流されるロスラン、もめる2人を優しく調整する心も美人のファウジアといいキャラが揃っている。
今年は、9000人を越えるオーデション参加者を集めたそうだ。それにしても若い人口が多い国はスゴイ。
そのなかからステージ審査の125人、ワークショップ参加の24人、そして最終10人へと絞っていく。ファイナルは9月23日。
放送は8TVで毎週金曜日午後9時半から。
TV3で毎週日曜午前11時半に再放送。