今日はマレーシアのスポーツ・ヒロインのお話。
マレーシアのお家芸スポーツはバドミントンだということを前にも書いたが、それの次ぐレベルにあるのがスカッシュ。(もしくはボーリングかな)日本ではなじみの薄いスポーツだが、正面の壁に向かってボールを打ち合う競技。マレーシアでは、コンドミニアムの施設としてスカッシュ・コートがある場所も少なくなく、手軽にはじめられる競技のひとつとなっている。
そのトッププレーヤーであるのが21歳のニコル・デービッド。そして今週発表された最新の世界ランキングで彼女が3位となった。
彼女の場合、15か16歳のときの98年から現在までアジア・チャンピオンであり、翌年の99年にはジュニア・レベルの世界チャンピオン。昨年の世界選手権でも4強入りしている。
世界ランキング10位入りし始めたのは、昨年の初め。昨年12月には6位、今年1月から4位、そして6月に3位入りした。もちろんマレーシア人としては初めて。ちなみに男子ではマレーシア人オン・ベンヒーが7位入りしたことがある。
1位レイチェル・グリンハム(豪)、2位バネッサ・アトキンソン(イングランド)とは、ポイント的な差は大きいが、まだ活躍できる21歳。堂々たる成績だ。
マレーシアで才能の大きさと幸運で抜群の輝きを見せている女性は、シティ・ヌルハリザと彼女だと思う。
まぁ、この写真はうまく撮影できていないかもしれないが、彼女もかわいらしい容姿で地元では10代から注目されている。彼女は華人系とインド系のミックスのようだ。
世界に羽ばたいている偉大で、しかもうら若き注目のマレーシア人だ。
上の記事は、誤って消去されてしまったデーターを復元したものです。復元データーの提供は読者の方のご好意によるものです。
以下の1件のコメントがありました。
なんと今朝の新聞でニコルデイビットが
世界ランク2位の選手を準決勝で破り、決勝も逆転勝ちで
ダッチオープンで優勝したとの報道がありました。
自身の世界TOP3入りを祝福する快挙ですね。
ちなみに小柄ながら、今年からアムステルダムを
ベースに移し、フィジカルトレーニングに力を
入れた成果が出たんだそうです。
個人的には、ペナンをベースにしていた5年ぐらい前に
私が宿泊していたホテル(たしかゴールデンサンズだった)で
トレーニング終了後の彼女を見かけました。
怪しい風体の欧米人コーチと激しいディスカッション
(というか、口論のようにも見えた)をしていました。
そのくらいでないと、世界では勝てないんだろうなーと
思いました。(コーチの風体について文句いってたんだったりして)
彼女はジュニアの世界選手権で2連覇した唯一の選手
だったと思います。
毎年行われるのではないので、2連覇が難しいんじゃなかったっけ?
また、昨年の生物多様性条約締約国会議(クアラルンプールで開催)のレセプションディナーでホステスとして
壇上から、愛嬌を振りまいていたのを思い出します。
ネギシさんがおっしゃるように、マレーシアのスポーツ界で唯一の花が彼女です。
ボウリングのシャリンズルキフリってのもいますが。。。。ちょっとねー。
| アジケト | URL | | 2005/06/06 03:01 PM | dmu0drw. |