16日、シティ・ヌルハリザ・タジュディン(25)によるダト・シャリファ・アイニ・サイド・ジャファー(52、写真)のへの名誉毀損裁判の2回目の公判が行われた。
この日の争点は、シティ側の訴えが名誉毀損にあたるかどうか。シャリファ側はメールの内容は曖昧であり、名誉毀損の訴え自体も法的根拠を欠くと主張していたが、アズロル・ハシム・アズラン裁判長は立証は十分に可能とし、審議の継続を言い渡した。
事件の発端は、昨年8月にシャリファが義弟アーマッド・シャハリル・ジャマルディンに宛てにシティを誹謗するEメールを発信したこと。後にアーマッド・シャハリルが芸能記者3人にこのメールを転送したことにより、事件になった。
誹謗Eメール事件が明るみになった直後にはシャリファが暴漢に襲われる事件も起きている。しかしながら、誹謗Eメールの発信元がシャリファであったことが明らかになった現在、暴漢事件もシャリファの自作自演ではないかという疑念も強くなっている。
次回の公判は12月19日から5日間行われる予定。
シャリファの有罪が確定すれば、最高2年間までの禁固刑と罰金刑のどちらかか、もしくは両方が科される。
以上が今日の報道のあらまし。
シティの方にもダトという社会的に高い称号をもつ大先輩を訴えることのリスクはあるはずだ。というのも、一般人にとって何をシティがそんなに怒っているのかがわかりづらくなっている。適当なところで妥協する方が、シティの人気のためにもいいものと思うのが正直な感想。
そういうリスクを冒して裁判で白黒をつけるまでに至った両者の確執の真相は、今後明らかになるのだろうか。