マレーシア・スーパーリーは、残り4試合となり、今晩のカードすべてがそれぞれの順位の攻防戦となる。
首位ペルリスは2位パハンとホームで対戦。ペルリスは、22日にFA杯2回戦第2レッグで4-1と第一レッグを3点差でリードしていたケランタンに2-5と追いつかれ、PK戦で破れた。リーグ的に2つ格下のケランタンに負けたショックは大きい。一方、パハンはすでにFA杯敗退していたため、大一番に1週間の試合間隔でのぞむことができる点を生かせるかがカギ。
現在のところ勝ち点は、ペルリスが35、パハンが31。パハンの敗戦は、逆転優勝への望みが絶望となる。
そのほかのカードは、3位ペナン(勝ち点22)は5位ペラ(同21)、4位M.テレコム(同22)
と6位MPPJ(同21)、7位パブリック・バンク(同20)は8位サバ(同19)と対戦。いずれの試合でも順位の変動する厳しい戦いとなっている。
伊藤壇選手の所属するペナンは、奇しくもペラと今週2度目の対戦。22日のFA杯第2レッグでは、1-2と逆転負けしている。また、攻撃の要MFバレトもケガで本調子ではないと伝えられている。いずれにしても負けは1つ以上順位を落としてしまうことを意味し、降格(7位以下)もみえてくるので、3位確保に向かって勝利が欲しいところだ。
<25日の対戦カード>
パブリック・バンク−サバ
M.テレコム−MPPJ
ペルリス−パハン
ペナン−ペラ