ニュース転載ばかりやっているのでたまには取材したものも。
夏の観光シーズンに向けて政府主導のイベントが多数行われる。1日、その先頭を切って『クアラルンプール(KL)祭』のオープニング式典がイスタナ・ブダヤ(国立劇場)で行われた。また8日には観光祭『カラー・オブ・マレーシア』が開幕し、主要都市のショッピング・センターやホテルなどで舞踊、食などマレーシアの多様な文化を紹介するイベントが常時行われている。
当地においでの際はマレーシア観光省イベント表をチェックしてみてください。
といってもここで紹介するのは芸能人の方。
当日はマレーシア各民族の踊りなどが披露されるカルチャーショーがあったが、そのなかでも当地のアーティストたちも登場する一幕があって、式典を盛り上げた。
まず、昨年12月に日本公演を行ったモーラム(Mohram)。
随分高いところに上っちゃった感じだが、マレー系の民族衣装を現代風にあしらったファッションショーとのコラボ。ちなみに3日づけの英字紙ニュー・ストレート・タイムスのKL祭の記事にも堂々写真入で紹介され、国内随一の文化イベント系アーティストになった観あり。
シティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)も政府系イベントとあれば、マメに出演。
民族舞踊の踊り子との共演で「Zapin Budi」を披露。やはり民謡も歌えるシティはこういう場にもよく招かれるというわけ。
ちなみに隣の御仁は、ペルシャ起源のマンドリンに似たガンブスという楽器の名手ファリッド・アリ(Farid Ali)。ファリッドはジャズ系のミュージシャンでガンブスとジャズという面白い取り合わせの音楽を演っている人。美声で歌の方もこなす才人である。
この人も健在という感じで久々に舞台に現れたのはザイナル・アビディン(Zainal Abdin、写真右側)。
舞台ではマレーの子供の歌を情感豊かに歌い上げた。ボーカルの魅力は衰えていないけど、今ひとつ実力に見合った活動が出来ていないのが気がかり。彼の衣装が黒いのでソロの写真は露出不足で見せられません。
それでやっぱり最後もシティ。
KL祭のテーマソング「Kota Seniman」を披露。ちょっとダサダサのキャンペーンソングでもなんでも歌ってしまうところにシティの強さあり。
結婚話が持ち上がってからシティもなんだか色っぽくなった気が…。
(思わず会場にダト・Kがいるかどうか探してしまったアサ・ネギシ)