みなさま、こんにちは。
気鋭の総合音楽事務所Aisaとの奇縁で末席を汚しているアサ・ネギシです。
日本滞在中でブログ更新ができないとはいかに、と思われていますがボクは日本に家がないのです。国を捨てたとも思われるかもしれませんが…。それにボクの滞在した浦和にはインターネットカフェが少ないですね。家賃が高いから商売としてなりたたないのでしょうかね。
というわけで私の住家はマレーシアなのです。帰国も滅多にしません。帰国しても土石流のような人ごみと極彩色の商品の氾濫と嵐のような広告の攻勢にめまいがして退散とあいなるわけです。
今回感じたのは「マレーシアってマイナーだなぁ」ということ。
駅の旅行パンフの棚にもマレーシアの文字を見つけることはできません。
わずかに近畿日本ツーリストとスカイ・ツアーという旅行社が「ペナン、ランカウイ、パンコール」などリゾート地名を冠したパンフを出していただけでした。マレーシアという国名よりもランカウイの方がブランド力があるようですな。
テレビを見ていてちょっとばかり嬉しくなたのは、ビジネス便の大手DHLがマレーシアで撮影したCMを放映していたことです。油ヤシのプランテーションやマレーシア英語が氾濫する(日本語は字幕表示だった)ところがマレーシアらしさを感じさせるのです。
ちなみにこちらでも同じCMが流れています。
もっとマレーシア通が喜ぶのは、麒麟麦酒(キリンビール)のCM。三国連太郎の息子でハングマン(ボクの日本の話は古いです)に出ていた人が登場するCMです。その麒麟が「世界のグラス当たるキャンペーン」のなかで、マレーシアの名品錫(すず)製のジョッキが賞品のひとつとなっていたことです。一番有名な錫ブランド「セランゴール・ピューター」の製品のようで、思わず嬉しくなりました。
ピューターのジョッキはホントお薦め。まずビールを入れて飲む前に冷凍庫で冷やしておくとビールが冷え冷えのまま楽しめます。かくして友情をと結束をちぎりあった遊び友達と同じジョッキを買い揃え、再会した時に同じジョッキを傾けようと贈答したこともありました。(モロ若気の至りです)その友情の証も昔のおネーちゃんと別れたときの引き取れなかった荷物に紛れていました。
だって、揚げ物の油入れに使われていたんだもんなぁ。(男を下げた…)
褪めたビールより苦い話でした。
キリンビールを飲んだらぜひ「セランゴール・ピューター」のジョッキを当ててください。
広告の攻勢にめまいがするといいながら、宣伝してるなぁ〜。
(ちなみにセランゴール・ピューターは、広告写真の左から3番目です)
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セランゴールピュ-ターって、
「ロイヤル」ってつけなくてもいいの?