2015年に、「アサヒビールで教わった 自分の壁を一瞬で破る最強の言葉」(三笠書房)という本の制作に携わってから、自己啓発本も編集するようになりました。
自己啓発本は、ロジックが明解でわかりやすいことが重要です。
しかし、言語化したメソッドが難解だったり、著者本人しかわからないケースもあるため、そこをどうやってかみ砕いて、一般の人に伝わるようにするかが、頭と腕の使い所です。
今回は、三笠書房の取締役から直接お話をいただいたお仕事でしたが、自己啓発本のベストセラーを次々放ってこられただけに、ロジックの組み立て方や、筋の通し方など、とても勉強になりました。
上杉さんの考え方や生き方は、ある種、独特で大抵の人には真似のできないものです。
それを、普遍的な世界へ落とし込んでいく手法は、なかなかスリリングで、これぞ、自己啓発本編集時の醍醐味だと思いました。
![迷いも選択肢も多い時代だからこそ、言い切り型の自己啓発書は好まれるのかもしれない。](https://aisa.ne.jp/wp/wp-content/uploads/2018/06/IMG_8815-e1528449399403-1024x1024.jpg)