サッカーのところでも触れていた通り、イスラム諸国会議(OIC)大会が開幕した模様。
本来の組織としてのOICは03年マレーシアで総会を開き、マハティール首相が引退前の最後の仕事とした大舞台だ。国際社会という枠組みでイスラム諸国の意見をより反映させていこうということが主旨で、前首相の国際政治における狙いに重なるところも大きい。
しかし、このOIC大会、よくわからないことも多い。ソリダリティーという言葉が入っているので、親睦競技会というようなニュアンスだ。加盟国は55カ国。しかしながら、マレーシアのスポーツ当局者も正式には何カ国でどのレベルの選手が出るかも不明という有様。
競技は陸上、バスケット、乗馬、フェンシング、サッカー、ハンドボール、空手、テコンドー、競泳、テニス、卓球、バレーボール、重量挙げ(男子のみ)となっている。また、フットサルとゴールボールという競技は、障害者種目として行われるようだ。ちなみに非イスラム教徒の選手も参加できる。
マレーシアは陸上、フェンシング、サッカー、空手、テコンドー、競泳種目に81選手が参出場する。
サッカーでマレーシアは、クェート、モロッコ、パキスタンと同組みだが、直前になってクェートが不参加で、予選突破の可能性がでてきた。しかし、代表サイドとしては、パハンとペラの有力選手を欠く布陣。噂によると40%ぐらいのポテンシャルしか発揮できないメンバー。ビシケイ代表監督もスター紙に「ホープレス(絶望的)」とコメントしている。
それにしも、直前になって不参加チームが出るところもなんともいい加減だ。また、サッカー協会もこの大会に照準を合わせてリーグ戦を中断する日程を組んでいるのにホープレスなメンバーしか組めないというのもお寒い。
また、協会も地元報道機関も予算の関係で人を送り込むことが出来ず、ニュースもあまり伝わってこないようだ。
それはともかく、サッカー代表は本日モロッコと対戦する。
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各国ともA代表が出るのでしょうか。それだと、ワールドカップ最終予選真っ只中のクウェートは怪我が怖い?
モロッコは1998年ワールドカップ以来見ていませんけど、現在予選グループ1位だし、そうとう強いですよね。
でも、マレーシアはパキスタンを上回れば決勝トーナメントにいけるということでしょうか。
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深井さん、こんにちは。
なんだかOIC大会について関係者に話を聞いてみると、熱心だかなんだかわからないので、放っておこうとも思ったのですが、続報を入れておきました。今の代表は、U-23が中心とか。FWはインドラもアクマルもカリッド・ジャムルスもいません。
やはり他の強豪もユースレベルまで落としているようです。6月のオランダでのユースの前哨戦にしているとか
マレーシアもモロッコと0−0で切り抜けたので、モロッコもユースなのかなぁ、という感じです。
内情はどうであれ、結果は結果。マレーシアはいけるところまでいって、実績を作るべきでしょうね。