与太話をしていても突込みしか来ないので、やはりマレー音楽の話を。
シティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)の『Live In Concert 2004』が発売された。
本ライブ作は、今年8月の『シティ・ヌルハリザ・ファンタジア・ツアー』のクアラルンプールでの最終公演の音源だ。
シティのライブ音源は、99年、01年のメガ・コンサートと01年の『スディルマンに捧げる』ライブに続く4作目。シティにはいつも“音楽史上初”がついてくるが、これだけライブ音源が多いのも凄いことだ。
個人的には彼女のライブ盤を買ったことはない。というのも99年と01年のメガ・コンサートは実際の現場にいたという単純な理由だから。
やはりレポートを書くときにあくまでも自分の五感というフィルターを通した記憶を文章に込めたい。ライブ盤に記憶が補整されてしまうのは、せっかく演者と同じ空間で同じ時間を過ごしたという体験が損なわれてしまうのがやはり嫌だ。
とかカッコいいことを言っているが、本当はライブ盤が出るとセットリストの間違いや取りこぼしがバレてしまうのが嫌なのだ。
御託を並べてしまったが、本作は聴衆となったマレーシア全土の15会場でシティを観た60万人の記憶を記録するものとしてマレー音楽界の記念碑となるといってよい。
今、当地でのアルバムのセールスは、せいぜい5万枚がいいところ。
60万人というのはコンサート主催者の数字だが、少なくともアルバムよりも数倍の人間がシティのライブという共通の体験を共有している。
これを伝説といわずして何を伝説と呼ぶのか。
本サイト(http://2.csx.jp/users/musicraja/)のコンサートレポートを参考に聴いてください。
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I appologize to Siti’s fan first.
I feel that this jacket photo doesn’t look good.
She should not be presented like this cheap
(such as Amuro Namie).
How do you think? Negishi-san.
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うーん、ジャケットのことは日本人じゃない私には、わかりません。(まだスネている)
というよりか、ジャケットのデザインには慣れっこになっています。
このシティの写真は、スポンサーがらみでコンサートのプロモーション用に撮ったものでしょうね。
せっかく今年の新作のジャケットのセンスがよかったのにという感じはあります。