ペナン天国と地獄の最終戦

　伊藤壇選手が所属するペナンは9日、スーパーリーグ残留をかけたパブリック・バンクとの最終戦を戦う。
　残留争いは、5位以降4チームに絞られ、しかも最終節はその4チーム同士の対戦となっている。
　ペナンが残留枠の6位以内に入るためには、勝ちが必須。とにかく勝ちを収めれば、勝ち点25のパブリックバンクを得失点差で上回わることができる。
　もうひとつの対戦でサバが勝った場合も勝ち点25でペナン、パブリック・バンクと三つ巴になるが、現在の得失点差はペナンが-5、パブリック・バンクが-7、サバが-13であり、サバが残りの2チームを逆転するゴール差で勝つことはかなり難しい。
　もうひとつの可能性として、MPPJとサバが引き分けた場合もMPPJが勝ち点25となり、ペナン、パブリック・バンクと三つ巴の事態になるが、MPPJの得失点差は-10のままとなり、ペナンを上回ることはできない。
　ペナンはサバと違い、勝利さえすれば降格を免れる立場にあるので、思い切って戦って欲しいもの。今季の対戦成績も1-1、3-1の1勝1分けと優勢だ。
　リーグ的には、現在6連勝中のペラとパハンの2位攻防戦。今季は、パハンが0-0、4-1の1勝1分け。データー的にはパハンが有利だが、ここ3試合では2敗1分けと元気がない。
　ちなみにプリミア・リーグでは、ネグリ・センビランとセランゴールが各グループ制覇を果し、来季スーパーリーグ昇格が決定している。
　
＜7日の対戦カード＞
ペルリス-M.テレコム
パハン-ペラ
サバ−MPPJ
ペナン−P.バンク
＜スーパーリーグ順位＞
チーム／勝ち点
ペルリス　　42
パハン　　　32
ペラ　　　　30
M.テレコム　28
P.バンク　　25
MPPJ　　　　24
ペナン　　　22
サバ　　　　22

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