月をみるとハッとする。
昨夜(18日)の満月は日本のお月見のルーツである中国の仲秋。
ということは、次の新月からイスラム教のラマダン(断食)月が始まるのだ。さらにその次の新月には、マレーシアで多数派のインド南部ヒンドゥー教徒最大の祭り、ディーパバリとイスラム教徒のラマダン明け大祭がある。
三大民族の暦は月の満ち欠けを基にした太陰暦である。
ちょっと脱線したが、様々なイベントはラマダン前に駆け込みで行われる。
特にローカル・サッカーは、ラマダン月を基準に日程が組まれている。伊藤壇選手が去ってからレポートはしていないが、マレーシア杯も佳境に入っている。
準決勝でペルリスがペラを下して決勝進出。ペルリスは、スーパー・リーグにつぐ2冠と同杯2連覇に向けて前進した。
準決勝もうひとつの試合は、セランゴールとトレンガヌの対戦。土曜日に第2レッグの試合が行われたが、滝のような大雨で今夜(19日)再試合。第1レッグでセランゴールが3-1で勝っている。
FA杯も24日(土)に決勝が行われる。対戦は、昨季優勝のペラと今季2部であるプリミア・リーグを制したセランゴール。会場は中立地であるブキット・ジャリルのピッチ改装が間に合わず、セランゴールの本拠地シャー・アラム・スタジアムとなった。両チームともサポーターは熱狂的なので、伝統のマレーシア杯らしい盛り上がりとなるだろう。
その翌週の日曜日、10月1日にはマレーシア杯の決勝戦。セランゴールが2冠なんてことになったら「翌週の月曜日休み」と言い出す輩が絶対出るはずだ。というのも、シンガポールがマレーシア・リーグの一員としてサッカーを一緒にやっていた頃、マレーシア杯決勝でマレーシアのチームがシンガポールを下したら「翌週の月曜日休み」となったことがあったらしい。まぁ、それほどマレーシア杯はマレーシア・サッカーにとって重要なのだ。
FA杯とマレーシア杯の決勝が2種連続で行われるのは、毎年11日ずつ早まっていくラマダン月のタイミングがゆえ。
燃えに燃えてから断食に耐えるのである。
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ネギシさんどーもです。断食ですかヒェ〜!ラマダン中に僕らがツアーすると、どんな怖い事が考えられるんですかね〜・・・。創造しただけでも恐ろしいです。今回、僕らのブログはランチネタなんですが、日本人で良かったなと・・・。
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ナベタケンさん、ご心配は無用。
マレーシアは多民族国家なので、マレー系がうだっている横で他の民族は平気で飲み食いしています。「もう少し、気を遣えう!」っとこっちが気にするぐらいです。
また余程の田舎ならば昼飯食う場所は閉まっていますが、KLのような都会で閉めるのはマレー系やインド系イスラム教徒の店だけです。ファースト・フードや中華系の店はちゃんと開いています。
Haloカフェがある限り、風りんは安泰なのです。
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あ〜よかった!よかった、「バンザイ!Haloカフェ」やっぱ、オーナーのブライアンは偉い!
風りんは安泰なのだ!