途上国らしさからの脱却、というべきお話。
(写真はニュー・ストレート・タイムス紙)
クアラルンプール、、イポー通り沿いに写真の店『Mc Curry』があるのはご存知だろうか。
プトゥラ世界ド貿易センター(PWTC)から川を挟んだところにある日本人が住む高級アパートの裏手にあたり、けっこうこの店の存在を知っている日本人在住者も多いのでは。
新聞によるとこのお店、米国のハンバーガー・チェーン、Mc Donaldに訴ええられていて、昨日(7日)、“Mc”の使用権について高等裁判所から不当の判決がだされた。
この『Mc Curry』、ママッ・ストールという類の軽食店。ママッというのは、インド系イスラム教徒の代名詞であり、平たく言えばインド飯屋。
地元の人たちには、非常に気軽に入れて、食事だけでなく、飲み物だけでも長時間だべっていられるマレーシアにはなくてはならない類の店だ。
飲み物なんか10倍高いスタバなんかなくても、マレーシアなんかママッ・ストールがあれば十分なのに。
さて、くだんの『Mc Curry』、最近24時間営業を謳った店も増えてきたので、やはり印象に残る名前でもつけようと思い立ったのだろう。
しかし、米国文化の世界進出の尖兵Mc Donaldもすごい。01年から5年間も裁判を続けて、“Mc”の使用が商標の侵害であることを勝ち取った。
裁判所の見解によると「ロゴの色と書体が酷似している」ことと「Mcは、ナゲットやマフィンなど個別のメニュー名にも使用されている」ことを挙げ、カレー店の店名に使用することに対して「同じ食品を扱う店がそういった商標を使用することには違法性がある」と判断した。
それにしても資本力の差からみれば、100万分の1ぐらいしかないインド飯屋を訴えるっていうのも大人げない気もしてしまうが…。
誰も『Mc Curry』がMc Donaldの支店だとは思わないよなぁ。
それに『Mc Curry』に悪意だって感じられないよ。ちょっとでも目立とうといているだけだ。
それともMc Donaldが将来カレーをメニューに加える可能性があるのか?
でも、当地ではお粥もメニューにあるので、ないとはいえないか。
商標の保護は、マレーシアの近代化に大事なことだけでど米国の悪しき食文化も異常なほどの権利意識もマレーシアに植えつけるのは他人ながら止めてほしいと思う。
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ノスタルジックな写真が……。ご近所でしたがMc curryには1、2回しか行きませんでした。
でも、ワタシのマレーシア生活もmamakの店でもっていたようなものです。たしかにmamakの店があればコンビニもファストフードも要らない!
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そうです。深井さんの元ご近所です。
やはりロゴを見れば悪意がないとはいえませんけどね。
ボクは、ママッとマックならば、何の躊躇もなくママッに行きます。
ママッとスタバでも、やはりママッに行きます。
でも、ママッに依存した食生活をしていると確実に太ります。
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たしかに、mac大人げないですよね。
チェーン展開しているわけでもないんでしょ?