ますます“異形”となったのR&Bシンガー、レシュモニュ(Reshmonu)は、1月31日、新作『Superfine』の記者発表を郊外にある高級ショッピング・モール、Curve敷地内のパブで行った。
レシュモニュは、アルバム・ジャケットでも披露しているように編みこみの髪にワイヤーを仕込んで逆立てたニューヘアーとすり鉢状の大きな襟が特徴のつなぎの衣装で、タイトル曲「Superfine」を歌いながら登場。相変わらずのショーマンシップぶりで幕を開けた。
同作のリリースは、ソニー・BMGからユニバーサル・ミュージックに変わり、新レーベルで海外進出を目指したあらたなるパートナーシップを活動の基盤にしていく。
レシュモニュは新作のサウンドについて「都会的でスムーズな音を目指した」と語ったほか、自身の経験や日常からインスピレーションを得て、家族にファンに対するより深い思いを込めた作品であることを強調した。
今後の活動に関するコメントでは、「トラディショナルなタッチを取り入れたマレー語アルバムを制作したい」と語った。同時にインドでのアルバム発売の間近であることも明らかにし、英語作でタイやシンガポール、マレー語作でインドネシアと積極的に海外に打って出る野心ものぞかせた。
また、“アーバン・ソウル(Urban Soul)”をコンセプトにしたコンサート・ツアーの実現も探っていることも明らかにしている。さらに大幅に刷新した公式サイトも披露するなど、当地のアーティストとしては、緻密で話題性豊富な戦略家ぶりを示した。
記者発表後レシュモニュは、Curve敷地内に特設されたステージで無料コンサートを行い、ファンにも健在ぶりを示した。
(コンサート・レポートは、また後日アップします。異形の写真もたっぷりと掲載予定です)