アサ・ネギシが敬愛する“バカ”がつくほど一途な知人の活動を紹介。
ネット放送局ユニミックスで、アジアロック専門番組『アジアン・ロック・ライジング』が始まった。(ボクもネットだけのラジオ番組の放送があるなんてつゆ知らなかった)
この番組の制作者は、Cinta Kecil(チンタ・クチル)というマレー語で“小さな愛”を意味するニックネームを持つ謎の、というか怪しい男なのだ。(どうか、読者が写真で引かないことを願っています)
彼とは、97年ぐらいからボクのサイト『Music Raja』(死に体状態)を立ち上げた当初に知り合った友人。10数年間アジア・ロックのために全霊を捧げている男だ。
彼になんでチンタ・クチルという名前を選んだのか尋ねたことはないのだけれども、マレー音楽(一部、おネェちゃん)へのチンタ(愛)に身を滅ぼしかげているボクと彼とは情熱(多分に時間と金とエネルギーの浪費と同義であるが)という一語でつながっているのだ。
うーむ、どうでもいいことばかり書いているが、同番組はアジアのロックをこよなく愛する彼が、日本でのファンを増やすためには、「まず音源を聴かせないといけない」ということで決起した。今年初めには、同名のアジア・ロック通販サイトも立ち上げ、いよいよ猪突の速度を早めている。
さて、番組では、「これがアジアのロックか!?」と瞠目必至のハイレベルのバンドから、アジア臭さがいい雰囲気を醸し出しているバンドまで、なんでも取り上げていくとのこと。
「ロックが死んだ」なんてアジアじゃ言わせない、注目の番組だ。