今日は新月(月がみえない夜)なんだけれど、ヒンドゥー教最大のお祭り、ディーパバリで半島側は祝日。
で、ちょっと昔のニュースなんだけれどもインド系がらみの話。
9月の福岡国際映画祭、そして先月の東京国際映画祭に出展されたディーパク・クマーラン・メーナン(Deepak K. Menon)監督の『CHALANGGAI (DANCING BELLS)』について。
それで同作が東京国際映画祭で“アジア映画賞スペシャル・メンション”なる賞を獲得したのは知っていたが、ちょっと“スペシャル・メンション”の部分が「?」でなんとも腑に落ちない気分でいた。やはり気になるので、知人のライター経由で映画祭関係者に聞いたところ、“実質2位”とのことで、かなりの高評価だったことがわかった。シンガポール・ドリーム」(イェン・イェン・ウー監督、コリン・ゴー 監督)が最優秀だけれでも、「この映画も評価しないわけには行かないだろう」ということで、同作に与えられたようである。
ある意味では、満場一致の1位よりも、こういう捨てがたかった作品の方が面白かったりするではないか。
これで、マレーシアのアート映画界は、マレー系、中華系、インド系揃って国際的な評価を得たことになる。
だけどマレーシアの事情をしらないで、マレー系、中華系、インド系の作品を別々に観たら、マレーシアってどんな国なの?って思うだろうね。それとも同じ国で撮られた映画と想像できないのかなぁ。
ともあれ、ハッピー・ディーパ・バリ。頑張れインド系マレーシア人!
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「シンガポール〜」「ダンシング・ベル」どちらも見ましたが、甲乙付けがたかったです。
私はマレーシアの事情には全く疎いので偉そうなことは書けないのですが、
「ダンシング〜」で描かれた、厳しい現実にもくさらず真摯に生きる人々の姿に、感銘を受けました。
頑張れ!って見ていて思わず力入っちゃいましたよ。
ツッコミどころは何箇所かある(その展開は如何なものかしら?とか)けど、
愛すべき作品だと思いました。
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Mayさん、書き込みありがとうございます。
ヤスミン監督の新作、10月に日本上映とはならなかったですね。すみません。
なるほど、最優秀賞作と甲乙つけがたいということだったのですね。
2作同時受賞とするよりも、スペシャル・メンションのほうが、印象がのこりますよね。
ところで、逆に国内だと観る機会がなくて。
ビデオ化を待っているところです。