昨年の初めに『マレーシアにもいた!、超セクシー・シンガー』という切り口で紹介したシンガー、ハンナ・タン(Hannah Tan、27歳)が、来年から日本在住で芸能活動を行うことを発表した。
彼女は当地でテレビの司会やモデルなどで活躍しているほか、06年には『Crossing Bridge』という英語アルバムをリリースしている。それでというか、やっぱり彼女について初めに語るべきことの第一は、イスラム教徒多数派でセクシーご法度の国にありながら、アルバムでビキニ姿のジャケットを披露したこと。ちょっと時期的にタイ国のタタ・ヤンを意識したビジュアル系路線だった。
残念ながらいまは閲覧不可だが、アルバム発売当初に「hannah t」名義で運営していたサイトではビキニ姿の写真も掲載していた。もちろんマレーシアでも非イスラム教徒の女性のビキニ姿ぐらいは規制の対象ではないけれど、かなり大胆で画期的なことだった。
彼女は会見で来年から2年間日本に在住し、芸能ビジネスで機会を模索するほか、芸能活動を通じてマレーシアの音楽、映画の脚本などを紹介していきたいと話している。まだ具体的な話は明らかにしていないが、野球選手でいうところの米国、サッカー選手ならば欧州での挑戦宣言といった感じのようだ。
まぁ、なんで英語ができるマレーシア人が英語圏の国でなく日本挑戦なのかということについて情報がないのだが、彼女は当地の衛星放送局のチャンネルのひとつで日本制アニメ専門局『アニマックス』のイメージキャラクターに起用されたことなんかももしかしたら関係があるかもしれない。
ところでやっぱり気になるところは、彼女の民族。ペナン州出身で父親が中華系、母方がケラビット族というサラワク州の少数民族であるとのこと。ちょっと白人っぽい感じもするので、山本モナやリア・ディゾンの活動停止中に付込む余地もあるのかなぁ。(日本の芸能界のことはよく知らないが)
やっぱり日本デビューが叶ったらセクシー路線なんかもアリなのかとも期待してしまう。
彼女の公式サイト兼ブログでは、すっかり日本に感応している姿が見ることができる。なんだか電通ビルを眺める高級ホテル式アパートが日本の棲家になるようなことが書いてある。(どんな事情なのか調べないと…)
彼女曰く、「ミッシェル・ヨー(Michelle Yeoh、女優)やジミー・チュー(デザイナー)など、世界に雄飛するマレーシア人に触発された。日本で成功できれば、世界のどこだって成功できる」とのことだ。
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へえー、そうなんですか。どこの事務所に所属しているんですかね。
会ってみたいです。彼女が現地で活躍しているのを知っている日本人は貴重でしょうから、応援してあげたいです。