マレーシア映画を代表する監督として国際的に知られるヤスミン・アーマッド(Yasmin Ahmad)監督は、国際チャリティ団体MARCYマレーシアを通じ、イスラエル軍によるガザ侵攻でのパレスチナ人被害者を支援するための上映会を開くことを発表している。
上映会は、来週金曜日、キャセイ・ダマンサラ・シネレジャーで開かれる予定で、昨年の東京国際映画祭・アジアの風部門で審査員特別賞を獲得した『Muallaf』を上映したいとしている。しかしながら同監督は、『Muallaf』が検閲当局によるカットが指示されるならば、最新作『Talentime』を上映するとしている。
ちなみに『Muallaf』は、先月シンガポールで公開され、来月再び上映の予定もあるという。またもや母国人が最も目にすることのない芸術系マレーシア人映画監督の悩ましい状況が
同監督にも降りかかっている。
同監督は「パレスチナの人々は、一刻も早い医療援助が必要だ」と訴えている。