なんだかまとまった内容の記事を集中して書けない状況なので、困った時のYouTube。
マレー・ポップを紹介している割には、具体的にどういうものかについて書いたことはないのだけれども、一聴すればもうこれは誰の曲とずばりわかるサウンドがある。ちょっとYouTubeを利用して最近ラジオでかかっている曲を聴いてもらおうという安易な企画。
まずは、ボクも覚えている限りでは12年前から“KRU節”と紹介してきたラップ三兄弟(いにしえのフレーズ?)KRUの2曲を。
アダム(Adam)の「Benar-benar」。(音源はこちら)
もうひとつは『Cicka-man2』のサウンドトラックから女の子4人組の新人、Piankaの「Mahu yang besar」。(音源はこちら)
「Benar-benar」の方は、関心がなければKRU自身が歌っていると思っている人もいるのかな。KRUも映画に忙しくてアダムに家督を譲ったのだろうけれど、あまりにも自身の曲の“まんま”だし、アダムの声質も三兄弟にそっくり。でも、この辺のサウンドがなくなるとポップ界も寂しくなるのかな。
「Mahu yang besar」は、往年の女性アイドル・グループEliteなんかの時代の再興を目指しているのかな。もうこのサビへのもっていき方がKRU節の真骨頂なのだ。
厳しい言い方をするとKRU節は、手数が少ないので「みんな同じ」印象に陥りやすい。
何年か経ってから聴くとKRUの曲であるのはわかるれど、アーティストの名前が出てこないのが泣き所。
お次は、アリヤ(Alyah)という歌手の「Tak Mungkin Kerna Sayang」。
(毎度のことですみませんが、画像はリンクになっておりません。音源はこちら)
こちらは、当地でヒット・メーカーとして鳴らしている作曲家アジャイ(Ajai)の曲。
シティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)の「Percayalah」やミシャ・オマール(Misha Omar)の「Plungkan」なんかが代表曲かな。
このシンガー、アリヤ(Alyah)は、Fabulous Catの1作目『Fantastik』に参加していた人で、アジャイに見初められてられのレーベルから再デビューした様子。
こちらも、ちょっとおセンチな曲調とサビへの必殺のパターンが“アジャイ節”。
導入部分のつかみのメロディーとサビのキャッチャーさは、見事に計算された方程式があるような感じで、「このパターンがくるな」とわかっていながらハマってしまう。
でも、アリヤの声、アジャイの前妻で歌手のヌルル(Nurul)にそっくりで、初めて聴いたときは「ヌルルがアジャイへの意趣返しかなんかで歌っているのか」と思ってしまった。
お暇があったら聴いてください。
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DuyungのサントラでPiankaを1曲聴きましたが、こっちのほうがいいですねぇ〜♪ 早くCicakman2買わなくてはっ!!
アダムはKRUとあまりにも声質が似すぎてるんで、モノマネ?って思ったこともあったんですけど、最近はアダムとして聴けるようになりました。顔は好みじゃないんですけどね・・・応援しちゃってます。
KRU節って、「みんな同じ」に聞こえてしまう曲も多いけど、小出しににわたしのツボにハマるのが来るのでやめられません★
その余力ありげなところにまんまとハメられてるのかなぁ・・・
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おーこさん、KRU音楽王国の最盛期は美人女性グループEliteや男性ボーカル・グループIndigoとかが出ていた90年代後半から00年までだった気もするのですが、今はアダムを先頭とする中興の時代に入ったかも。
AF出身のDafiとか、The Lima、Flavaといったオーディション番組系からの男性グループも抱えて駒が揃ってきた印象が。
ただ、いつの時代もKRUのアーティストは、歌唱力がイマイチなんだけれど、そこそこ売ってしまうマーケティングの手腕がKRUの優れたところなのかもなぁ。(ほめているつもりです)
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KRUのマーケティング手腕にまんまと・・・の口です。
Adam好きですぅ。
決して「彼の何が好き」とは説明できませんが。
それがKRU王国の魅力か?(笑)