昨年10月30日に麻薬密輸の容疑で逮捕された日本人では初の女性容疑者の公判が始まり、実名と写真が、27日付英字紙『スター』に掲載された。(記事の配信はAFP)
タケウチ・マリコ(35歳)容疑者は、ドバイから経由地として立ち寄ったKL国際空港で約3.5kgのメタンフェタミンをバッグに隠し持ていたことを発見され、拘束されていた。
ご存知のとおり、マレーシアは麻薬に関する犯罪は、厳罰を処す国。一定量の麻薬の密輸は、極刑(死罪)である。それでも麻薬密輸は後を断たず、極刑判決も年に数件は出ている。
弁護士によれば、彼女も有罪が確定すれば、極刑となると語っている。
同胞だから、女性だからといって、特別な感情も沸かないのだが、もし真相も明らかにならないまま刑が確定してしまうものなのか…。
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前から気になっていましたこの事件。数年前の、オーストラリアで同容疑で逮捕、20数年懲役刑を受けていた日本人の事件と似ています。
あれも確か、KLの中国系マレーシア人ツアーガイド2人組みによる恐るべき陰謀・冤罪でした。華人ガイドに預けていたスーツケースを壊され、中に麻薬を入れられ、オーストラリアで拘束されたという・・・・。
この看護婦さんも同様の手口で、不良アラブ人(アルカイダか、ジェマ・イスラミアか?)に麻薬の運び屋を知らずにやらされたのでしょう。
おそらく「マレーシアに僕の知人がいるから、彼OR彼女にこれ渡しといて」と、麻薬の包みを仕込んだバッグを渡されたのでしょう。
こういうとき、彼女はバッグを即、離陸前に空港のトイレ(=絶対他人に見られない場所!)で中を開いて確かめて、少しでも怪しいと見たらすぐトイレに流して捨ててしまうべきだった。アラブ人に気兼ねする必要など無い。「あのバッグは到着後KLIA空港で盗まれちゃった」とでも言っておけばいいのだ。
海外は危険が多いが、ちょっとした心構えと気遣いで回避できる危険はたくさんある。
それにしても・・・・・・・!何ということだ!
自分が行くには道は険しすぎるが、清潔で小金持ちで、しかも無防備で人を疑うことを知らず、世界のどこでも入国できる菊の花紋章パスポートを持つ日本女子を使えばイバラの道もアスファルトに変えられる。
許せない・・・・・・あああ・・・・・・・・・哀れな・・・・・・・・・。一歩間違えれば、一つ知らなければ私が彼女だったかもしれない。
世界には「知らなかった」では済まされないことが多いということを、日本政府も学校教育も外務省各国安全情報HPも「るるぶ」「地球の歩き方」「ロンリープラネット日本語版」も、プロが率先して国民に広く深く教えてやってくれ。
おそらくマレーシア当局は躊躇無く彼女を処刑するでしょう。たとえ北朝鮮に拉致された同胞をろくに取り戻せない、無能な日本政府がいくら嘆願しても、はたまたODAを減らすぞと脅しても。
この日本女性のご家族、友人知人、恋人が不憫でならない。
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「2ch 痛いニュース」やMSN日本その他で調べたら、何とこの女性、以前からアラブ諸国とマレーシアを何度も行き来していたそうだ。
ってことはただのプロの運び屋?
なーんだ・・・・・・・心配して損した。
マレーシア当局にはそこんとこ(被告がプロの運び屋か、冤罪の被害者か)を追求してほしい。
我ながらアツい文章を書きなぐってしまい恥ずかしい。
アサ様すみません。
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わにたさん、関心を持ってニュースを追いかけているご様子で、詳細を述べずに掲載して、申し訳ないです。
彼女の拘束時の記事には、彼女が頻繁にアラブ圏を行き来していることが出ていました。
また、上記の記事にも、メタンフェタミンが「Special Compartmentから見つかった」とありました。つまり、隠す意図があったと思われる状態で発見されたと見てよいでしょう。
地元のメディアにとっては、数多い密輸事件のひとつで、特に積極的な関心を寄せていることもなく、これからも事件の詳細も出てこないでしょう。
情けない言い様なのですが、ボクは何かを訴えようとか、伝えようとかいう意図もないのです。
ただ、かなりの確立で極刑となる運命が待っている自分と同じようにマレーシアにいる日本人の姿を写真で目にしているにもかかわらず、自分がそこに何も見出せないことの処理が出来ないのです。
「薬物の密輸=死刑」という単純な結論しか必要ないからなのか、それとも自分の心のどこかが重大な欠陥を抱えているからなのか…。
ボクもかなり恥ずかしい「たわ言」です。
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わにた・じゅぷんです。速攻でご返信ありがとうございます。
> 情けない言い様なのですが、ボクは何かを訴えようとか、伝えようとかいう意図もないのです。
現在私は旅行会社に勤めておりまして、日本某所の高校がシンガポールへの修学旅行を希望しており、企画を担当させていただいております。その時ふいっとアサ様の部落格(←中国語で「ブログ」)を拝見したら・・・・ジャストタイミング、というわけです。
シンガも麻薬は極刑の国ですから、このニュースを生徒たちと教師一同に知ってもらっても損はないと思いまして。
「犯罪は結構身近なところに転がってるんだよ」「油断しちゃだめよ」という意図で。
アサ様ご自身が何かを伝えようという意図がおありでなくとも、私にとっては大変意義のあるありがたい記事でした。決してたわ言などではありません。ありがとうございます。
> ただ、かなりの確立で極刑となる運命が待っている、自分と同じようにマレーシアにいる日本人の姿を写真で目にしているにもかかわらず、自分がそこに何も見出せないことの処理が出来ないのです。
無理なさらず何も見いだせなかったら見出せなくともよい、でよろしいのでは・・・・?ご自分を責めないでください。
同じ日本人だからって、アサ様の周囲のマレーシア人がアサ様をヤクの売人・運び屋だと即疑うわけでもないと思いますし。だいたいそれくらいの信頼を現地人と築けていない外国人など、麻薬がらみでなくともとっくに帰国せざるを得ませんって。
私もマレーシア在住OR滞在中、変な日本人が地元を騒がせたことがありましたが、こちらが傲慢でなく堂々としていつものように過ごしていれば大丈夫でした。
ただ・・・・同胞ですから、ね。やはりアサ様と同じように、私も忸怩たる思いが無いわけではありません。
どうして彼女は麻薬をマレーシアに持ち込んだのか、どうして彼女は犯罪に加担してしまったのか、そして我々がそのような犯罪に巻き込まれないためにはどうしたらいいか、ぜひ知りたいものです。日本大使館にはせめてそのくらい(在外邦人含む)日本国民にアカウンタビリティーし(説明責任を果たす)てほしいです。
> 「薬物の密輸=死刑」という単純な結論しか必要ないからなのか、それとも自分の心のどこかが重大な欠陥を抱えているからなのか…。
アサ様はお優しい方ですね。
マレーシア(マレー人)は英国植民地時代、中間搾取層として徴税などに携わった華僑にアヘンを売りつけられ、さんざん搾取されたという苦い歴史的教訓があり、現在もその負の歴史が尾を引いていますから、麻薬厳禁&極刑なのは十分理解できます。
でも、よりによってどうして我々の同胞が・・・・・!という思いはアサ様と一緒です。どうしても「バカな日本人が運悪く引っかかっただけじゃん」と切って捨てることができません。悔しいやら、悲しいやら、ムカつくやら・・・・。とにかく「複雑」の一言に尽きます。
お互い早急に答えを出さず、じっくりゆっくり少しずつ考え続けていきましょう。
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僕もこの事件の判決は絶対おかしいと思う。
実際にそういう人に運び屋をやらせる悪人グループって存在するのでしょうか?
また自分のブログにもその事書き込みしてますので、よかったら見てください。
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この前コメントした者です。
自分のブログに色々書き込みしてます。よかったら見てください。