4月1-3日、アジア・パシフィック・ラリー選手権(APRC)の開幕戦となるマレーシア・ラリーが、ジョホール・バル郊外のコタティンギ地区で行われ、プロトン・モータースポーツのクリス・アトキンソン(Chris Atkinson、豪)が優勝した。
サトリア・Neo S200を車両とするプロトン・モータースポーツは、チームメイトのリスター・マクレー(Alister McRae、英)も3位に入り、チームの地元となる開幕戦で強さを見せ付けた。
昨季、11年ぶりに2度目のAPRC総合優勝を飾った田口勝彦(チーム・MRF、ランサー・エボ10)は、リタイヤとなった。チーム・MRFは、田口のチームメイト、ガウラフ・ギル(Gaurav Gill、インド) は、2位に入った。
昨季は、信頼性に泣いたプロトン勢だったが、今年は提携先のロータスの技術を盛り込んだマシンが真価を発揮し始めた観がある。
もうベテランといってよい田口選手も調子を上げてくるはず。
2年目となるプロトンとの対決も楽しみになってきた。
<APRC 2011スケジュール>
第2戦 5月13-15日 ラリー・クイーンズランド(豪州)
第3戦 6月17-19日 ラリー・ニューカレドニア
第4戦 7月15-17日 ラリー・オブ・ワンガレイ(NZ)
第5戦 9月30日〜10月2日 ラリー北海道
第6戦 11月4-6日 チャイナラリー
田口勝彦 公式サイト