24日、マレーシアのアーティストとして初の快挙となるセカンドアルバム『Here & Now』の日本先行リリースとギグを実現させたポップ・シュヴィット(Pop Shuvit)が地元メディア向けのミニ・ショーと会見を開いた。
ラップ・コア&ミクスチャー・ロック・バンドのポップ・シュヴィットは、03年に『Take It & Shuit』の日本盤をリリース。本国での売り上げ5千枚を上回るセールスを記録。04年には日本限定盤『Remix』をリリース。
先月5日には、新作『Here & Now』の日本先行リリースを実現した。バンドは続く17日原宿アストロホール、20日に心斎橋クラブクアトロでのギグも行った。
この日の会見でメンバーの表情は明るく、「ギグには2、30人しか来ないと思ったが、大阪では5、600人集まってくれた」、「40代のメガネをかけたストーカー男性にあった」、「原宿のストリートで踊っていた女の子に…」など饒舌に日本での経験を語った。
日本での通算5万枚(バンド称)のセールスを記録できたことについて「レコード店単位の宣伝とプロモーション。渋谷のタワーレコードではリンキンとJay-Z’sのアルバムの15位を上回る12位だった」と語った。同時にバンドは、「英語を理解するマレーシアでボクラのアルバムが“チープ”なら、なぜ英語をしゃべらない日本で評価されたのか」と語り、英語で活動する地元でジレンマを口にし、メディアのサポートを訴えた。
バンドの日本ツアーの模様は地元8TVで放送される予定。
バンドは今週末バンコクで行われるX−ゲームに唯一のタイ以外からのバンドとして出演する予定。また、5月にはハードロック・カフェKLでショーを行う予定。
記事の続きには日本での写真あり
←2月17日原宿アストロホールでの模様
←渋谷タワーレコードのアルバム販売棚の前ではしゃぐ彼ら
←リンキンより上の12位(渋谷タワーレコード)!
←渋谷タワーレコード前のスクリーンにアルバム発売広告が!
←NHK-FMのラジオ出演を果した彼ら。DJは『Pop Asia』誌編集長の関谷元子さん(アサ・ネギシは大変お世話になっています)