オーディション番組の火付け役『マレーシアン・アイドル』が佳境を迎えている。
毎週金曜日にパフォーマンスを披露し、日曜日に視聴者投票の結果が発表されるのだが、昨日でファラ、ダニエル、ニタの最終3人まで絞られた。(写真では、左からニタ、ファラ、ダニエルの順)
それでまた昔話になってしまうのだが、ボクはニタとは面識があったことを思い出した。いつもギリギリで通過する彼女もトップ3にまで残ったからこんな話も解禁していいだろう。
そう。それで96年ぐらい(そんな昔だったかい。自己嫌悪だよ)に前の職場で出していた日本語雑誌の表紙になってもらうべく、カメラマンを連れて彼女を撮影していたのだった。背が高く、スタイルもいいので、目をつけた次第だった。
どうやって彼女を知っていたかというと実は彼女、そのころ気鋭の地元インディー・レーベル、ポジティブ・トーンでデビューしかけていたのだ。ポジティブ・トーンは今はEMI傘下に入ったものの、OAG、Innuendo、Poetic Ammo、Too Phat、Pop Shuvitなど優良英語アーティストを輩出してきており、業界では鳴らしているレーベルだ。当時、まだ駆け出しの弱小レーベルだったポジティブ・トーンはオルタナティブ・ポップを仕掛けるべく、若手による企画盤『Boys & Girls 1+1=3』をリリースしており、彼女はそのなかの参加アーティストの一人だったというわけ。
それから9年の月日が流れた。
当時彼女は17か18歳ぐらいだったから、今は26か27歳だろう。結局、彼女は『Boys & Girls 1+1=3』後も注目されなかったから、夢を捨てず頑張ってきたのだ。『マレーシアン・アイドル』の審査員ポール・モスは、ポジティブ・トーンのプロデューサー出身であり、当然ニタが苦労していたこともよく知っているはずだ。ちなみにポジティブ・トーンの創設者アーマッド・ニザム・オマールは、『マレーシアン・アイドル』を放送している8TVのCEOに大栄転している。みんなそれぞれの時をすごし、番組に関わっているのだ。
それでニタ表紙はどうなったのか。いきさつは省くけど不採用。社内では「あいつの選んでくる美人は、ちょっと…」とまで言われる次第。結局、表紙になったのはシティ・ヌルハリザだった。
もちろん彼女はそんな昔のことを憶えているとは思えないが…。
ボクも撮影までいてしまったのがオシャカになったのがちょっと悔しかったから、彼女が勝ち残るのを心の中で喝采している。
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この話抜群にいいですねー。
彼女の前に立ちふさがったのが
われらがシティであるのも、スケール感を出してて
いいなー。
僕もこの人ひっそりと応援することにします。
ところでうちの会社の現地の部長のインド系女性(30代)はPoetic ammoのファンだそうです。
Hiphop系らしいよね。
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アイドルと言えば、Haloレーベルの「Sukimia」。このユニット、マレーシア的にはどのあたりに位置してるのででしょう? それにしてもSuki(淑恵)ちゃん、メガネはずしたらむちゃカワイかったっすね〜。
純日本的な顔立ちを好むワタクシとしましては、そのルーツである中華系の方々にはメロメロです。水滸伝・三国志のビデオに登場する女優さんたちも、むちゃくちゃきれいですよー。
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いやぁ、やっぱりあの時会った歌手の卵が頑張っているのをみたら嬉しくなりました。
あの時からポジティブ・トーンの躍進はすごいし、ニザム氏の大栄転は政府的“マレー系もっとがんばれ”キャンペーンのお手本にもなっています。(ちなみに彼はボクと同じ歳。差がつくモンですね)
夢を諦めてはいけないのですね。
ところでYoshiさん、やはりSuki(淑恵)ちゃんお気に入りですね。(半井さんは?)
2年前のデビュー作から新作は出ていないところから察するとやはり苦戦しているようです。
となるとやはりYoshi&Sukiで再デビューどうでしょう。
平尾マサアキ&畑中ヨウコ(漢字ご容赦)みたいに。
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Positive Toneの社長の話はすごい。
シンガポール・アイドルでも、ニタ嬢と同じくらいの年齢のクラブ・シンガーが出ていました。マレーシアもシンガポールもドサ周りやっている人達が結構うまい。
ニタ嬢いい感じですね。グレート・ニタ!