ハリラヤ・プアサでマレーシアは、2日間の祝日。前々日のディーパバリからそのまま週末に突入して、今週はお休みモードだ。
ハリラヤ中のテレビは、マレー音楽と映画でうずまりきっている。普段どおりだったら、暇人の面目躍如で番組ガイドを作るのだが、今年はどうにもままならない。
さっきまで衛星放送ASTROのマレー語局RIAで4月1日に行われたシティ・ヌルハリザ(Siti Nurhaliza)によるロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールでの公演の模様が放映されていた。先月にVCDが出たばかりなので、普通ならばタイミング的に日本ならば買い控えを心配するものだが、マレーシアならではの「海賊盤」を買い控えさせる手段なのだろう。
それで公演の方だが、もちろんロンドン在住のマレーシア人とロンドンにまで観にいける裕福なパトロンのためのものと言い切ってしまうのも評論家としては芸のないこと。やはり、歴史と伝統のホールに似合ったマレーシア音楽界全体を代表する気合の入ったものであったことは賞賛すべきだ。特に海外で舞踊団を含めた伝統ポップスの舞台を披露できたことは、数少ない英国人や欧州人の関係者にはインパクトを与えたと想像できる。
まぁ、それでシティのパフォーマンスの方は、あの場でもまったく物怖じすることなく堂々としたものだった。ただ、曲のアレンジの方は、オーケストラをバックにしたもので、スローテンポで歌い上げるものになっていた。だから「Bisikan Asmara」とか「Aku Cinta PadaMu」とか、普通のコンサートでは観客が歌って楽しめる曲もノレないノリになってしまった。
やはり歌唱力は国際レベルといってもいいだろう。ただ、この公演がそれをアピールする場になったかどうかは疑問符だった。シティに何か足りないというのではなくて、あるものにどうプラスしていくかの問題だ。
それでVCDの方は、これだけまとまったかたちでシティの伝統ポップスのライブが観れるものもなかったので、ファンには買う理由になるだろう。やっぱり、ロイヤル・アルバート・ホールの雰囲気を映像として体感できるのも貴重だ。
さて、最近の彼女のニュースから。
待望の新作は、初の自身によるプロデュースで、今月は詰めの作業にとのこと。マレーシアとインドネシアの旬の作曲家による曲が15曲あり、選別に頭を悩ませている。作曲家として名が挙がっているのは、マレーシアからヤシン(Yasin)、 Ruffedgeのカット(Catt)、 V.Eのダミアン(Damian)、インドネシアからはメリー・ゴスロウ(Melly Goeslow)、エルウィン・ガタワ(Erwin Gutawa)、グレン(Glen)ら。大御所もいるが、センスのよい曲を作る顔ぶれで楽しみだ。
あと、「1月に結婚!」との噂はきっぱり否定。
「その時(結婚すると決めたら)が来たら、ちゃんと発表します」のこと。
いつ発表があるのかどきどきするが、まず新作を待ちましょう。
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買いました〜。(^^v 空輸の負担は大きくて、CDを押さえるツメは全部折れちゃってましたが(涙)。
自分のことをsitiって呼んでなかったから、フォーマルなコンサートだったんだろうなと思いました。豪華な来賓もいたようですし。
3枚目のメイキングなVCDもお宝です。ただ、本編2枚はシティが全部縦にひょろ長かったです。縦横の比率が変で最初は違和感ありました。これは何か意図あってのことなんでしょうか?
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あっすぅさん、こんにちは。さすが筋金入りのファンぶり。ボクは今までのコンサートのVCDは買ったことがないのです。というのも全部その場にいたからですが、今回だけは買わないと観れない…。
なるほど、3枚もあるのはメーキングが入っているからですか。このところすっかり影が薄いファズリー君、映っていますか?
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デコピー(おれの中でのシティの愛称)の新譜はMelly参加ですか!Yasinにも期待ちゃいますね。
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ファズリー君はお婿さん候補から脱落気味のようですが、3枚目はものすごい露出量ですよ!!シティの小脇(?)に影の如くつきまとって・・・じゃなく寄り添って・・・でもなく、とにかくすごい映りっぷり付き添いっぷりです。
個人的にはメイキングでは陽気なオジチャンたちナイス、といった感想です。(?)