地元サッカー界に激震が走っている。
スーパーリーグの強豪パハン所属のインドラ・プトラ・マハユディン(Indra Putra Mahayuddin、写真)が薬物使用テストで陽性の結果が出たことが明るみになった。インドラといえば、代表チームの不動のストライカー。外国人選手を押しのけて04年には得点王になった経歴があり、地元では絶大な人気と影響力を誇るスター選手である。
インドラの所属するパハン州のスルタン家は、チームのパトロンとしてだけでなく、マレーシア・サッカー協会(FAM)、アジア・サッカー連盟(AFC)でも重要な地位についてきた。スルタン・アーマッド・シャーとトゥンク・アブドゥーラ皇太子は、2代続けてAFCの副会長を努めている。また、スルタン・アーマッド・シャーFAM会長、皇太子は同副会長。
それだけに秘蔵っ子のインドラの疑惑については、アブドゥーラ皇太子も失望を隠さず、「サッカー協会の頬を打つ行為」と語っている。
今回、インドラの処分は発表されていないが、長期間の謹慎処分になるとみられている。
どうもこの報道についてはニュー・ストレート・タイムスの方が先走ったようで、トゥンク・アブドゥーラ皇太子は、個人的な選手名は明らかにしていないとのこと。
やはり白黒がはっきりする前にインドラのような大物の名前が出てしまうことの影響の大きさに懸念している。
マレーシア・サッカーにかかわる者ならば、インドラのような大物が黒であって欲しくないと願う気持ちは強いはずだ。
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こんにちゎ。
うーむ、ドーピング疑惑ですか。
来年のアジアカップには出てほしいですが……。
彼はMF登録だと思ってたんですが、今はFWなんですか?